有馬富士 ~山登り編~
■有馬富士(ありまふじ、374m)
兵庫県三田市の有馬富士は、兵庫県立有馬富士公園のシンボルとして多くの人に親しまれています。令和2年4月に登ったときの写真をもとに、有馬富士の山登りについてご紹介します。
有馬富士の登山道や注意事項については、次の記事もご覧ください。低い山ですが、安全に登るには登山に適した服装、靴、装備が必要です(公園内に注意書あり)。決してなめないでください。わんぱく砦の岩場通過時は軍手があると重宝です。
*今回の歩行ルートは、有馬富士公園パークセンター→ガーデン階段→福島大池南岸沿いの遊歩道→福島大池北東端の登山道入口→駐車場→芝生広場→野鳥の小道→見返りの小道→頂上広場(ここは頂上ではなく、頂上の下の広場です)→わんぱく砦→有馬富士頂上→北西側登山道→福島大池西岸の遊歩道→有馬富士公園パークセンター。
*写真を多数撮りながらゆっくり歩いて、所要時間約3時間、歩行距離約5kmでした。
★有馬富士 ~三田の名山~
https://sanda-fujigaoka.com/2019/07/26/8704
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます)
*有馬富士の南西側からわんぱく砦を登り、北西側登山道を下りました。
*撮影日は、2020/04/10,15,17の3日間です。
1-ヤマツツジ(山躑躅)
朱色の花が咲き始めていました。
2-コバノミツバツツジ(小葉三葉躑躅)
登山口へ向かう途中の福島大池南岸の遊歩道沿いにコバノミツバツツジがたくさん咲いていました。
3-コバノミツバツツジ
福島大池のほとりにコバノミツバツツジが咲いていました。左後は有馬富士です。
4-登山道への標識
5-コバノミツバツツジ
福島大池の北東端から芝生広場へ向かう途中の道沿いに、コバノミツバツツジがたくさん咲いていました。
6-コバノミツバツツジ
有馬富士の南西側登山口に向かう途中で見た、青空に映えるコバノミツバツツジの花です。
7-道標
右の頂上広場へ向かいます。
8-新緑
きれいな新緑が各所で見られました。
9-頂上広場
名前は頂上ですが、実際は頂上の下にある広場です。ここから、わんぱく砦へ向かいます。
10~14-わんぱく砦の岩場
「三点確保(三点支持)」で注意して登れば安全に登れます。
三点確保は両手両足の4つのうち、ある一時点ではひとつだけ移動させ、残りの3つで身体を確保する方法です。
15-有馬富士の頂上
頂上に山名板と三角点があります。頂上は南面が開けていて、六甲山地、三田市街、ニュータウンなど広範囲の景色が見えます。直下には福島大池、有馬富士公園などが見えます。
16-岩場
北西の下山口には少し岩場があります。足元に注意してください。
17-丸太階段
しばらく丸太階段が続きます。
18-北西側登山口
ここは有馬富士山麓周遊道に面した地点で、有馬富士公園パークセンターまではまだかなり歩きます。
19-沢
沢の水が音を立てて流れていました。流れている水は福島大池へ流れ込みます。
20-福島大池のカモ
21-有馬富士
福島大池の南西端付近から撮った写真です。
22-福島大池の流紋岩露頭を流れ下る水
福島大池の越流堤から流れ出た水は、流紋岩の大岩盤を流れ下ります。
福島大池は令和元年11月3日に「かいぼり(掻い掘り)」をして水が完全になくなりましたが、現在(令和2年4月15日)は水を満々と湛えています。直近に降った雨の水が池から溢れ出ているのでしょう。
★福島大池の「かいぼり」
https://sanda-fujigaoka.com/2019/11/03/10348
23-芝生広場(調整池)
普段は水のない芝生広場ですが、珍しく池になっていました。
雨量が多かったので、福島大池への流入量を抑えるため、一時的に調整池に水が溜まったものです。
24-調整池のカモ
池の奥にたくさんカモがいました。
25-調整池のカモ
頭を水中に突っ込んで草を食べているようです。
=以上=