雷ナウキャスト(落雷多発)の画像実例 ~猛烈な雷雨の記録~ 2023.08.21
■雷ナウキャスト
・気象庁の雷ナウキャストは雷の予測と落雷事故の防止に効果があります。
・2023年8月21日(月) 16:30~17:30頃に兵庫県三田市に猛烈な雷雨が襲来したときの実例を紹介します。
・激しい落雷(対地放電)と雲放電も表示されています。
※対地放電(落雷)は地面と雲の間の放電、雲放電は雲内の放電や雲と雲の間の放電です。
注:当サイトの次の画像は気象庁のサイトから転載しました。
①キャッチフォト(当ポータルサイトの検索画面の小さい写真)
②雷ナウキャスト画像
■雷ナウキャストの画像(画面をクリックすると拡大表示できます)
・以下は2023年8月21日(月) 16:30~17:30の雷ナウキャスト画像で、落雷と雨量を表示しています。
・画像の黄色の□が落雷、黄色の×が雲放電を示しています。
・三田市は画面のほぼ中央に位置し、市全域が見えるようになっています。
・画面の中央左に三田市と記載されています。三田市の文字の下のL字形は千丈寺湖です。
・16:50~17:20の間に、三田市域に猛烈な対地放電(落雷)と雲放電が雷ナウキャスト画像に記録されています。
・筆者は三田市富士が丘にて、今回の猛烈な電光・雷鳴・降雨を経験しました。雷鳴が轟くと家が揺れるような感じがしました。
★神戸新聞に次の記事があります。
三田市内の約3880軒で停電 午後11時ごろまでに復旧見込み|社会|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)
・三田市つつじが丘、あかしあ台、すずかけ台で停電が発生したということですが、この地域で多数の落雷が発生していることが雷ナウキャスト画像からわかります。
■参考情報
・雷ナウキャストの画面
気象庁 | ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻) (jma.go.jp)
・雷ナウキャストの説明
★以下は上記気象庁サイトから転載しました。
雷ナウキャストは、雷の激しさや雷の可能性を1km格子単位で解析し、その1時間後(10分~60分先)までの予測を行うもので、10分毎に更新して提供します。
雷の解析は、雷監視システムによる雷放電の検知及びレーダー観測などを基にして活動度1~4で表します。予測については、雷雲の移動方向に移動させるとともに、雷雲の盛衰の傾向も考慮しています。
雷鳴が聞こえたり空が急に暗くなってきたら、スマホなどで雷ナウキャストを見て早めに避難しましょう。
★次の富士が丘ポータルサイトも併せてご覧ください。
雷ナウキャストの画像実例 ~強烈な雷雨の記録~ 2023.06.28
落雷事故防止対策 ~落雷事故は防げる 2022.10.29更新~
=以上=