晩秋の有馬富士公園 ~鈴なりの柿の実~
■令和3年10月21日(木)に有馬富士公園を歩いたときの記録をご紹介します。
・ほとんどの樹々の葉は緑色で、色付いているのはごくわずかでした。
・園内各所に柿の木があり、大きい実がたくさん生っていました。柿の実は色がよく目立つので遠くからでもわかります。
・いろいろな実が生っていて写真を撮りました。植物の名前は調べましたが確信はありません。
・ノウサギに遭遇し写真を撮ることができました。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2021/10/21撮影)
①自然学習センター屋上から撮影した福島大池
池の水が減っていました。
②アオサギ(青鷺)
福島大池にいました。
③カマツカ(鎌柄)?
葉が黄葉し赤い実がなっていました。
④ノウサギ(野兎)
筆者が近づくと逃げましたが、数メートル先で立ち止まりこちらの様子をうかがっていました。
⑤「サル注意」の注意書
茅葺民家の貼紙です。
⑥アケビ(木通)の実
⑦茅葺民家(東側から撮影)
⑧ウド(独活)の花
藁葺民家近くの畑に多数の花が咲いていました。ウドは三田の特産物です。
⑨柿の木
鈴なりの柿の木の枝が福島大池の水面に垂れ下がっていました。まるで「枝垂れ柿」です。
実際に「枝垂れ柿」という品種がありますが、写真の木はこの枝だけがたまたま垂れ下がったようです。
⑩コバノガマズミ(小葉蒲染)
⑪色付いた木
⑫クロガネモチ(黒金黐)?
今は黄色い実ですが、冬には真っ赤になります。
⑬アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
⑭シラヤマギク(白山菊)
⑮シラカシ(白樫)?
たくさん団栗が生っていました。
⑯サザンカ(山茶花)
花と多数の蕾が付いていました。
⑰イヌザンショウ(犬山椒)?
⑱干し柿(吊るし柿)
今年も茅葺民家で干し柿作りが始まったようです。
干し柿がたくさん吊り下げられた様子は次の写真⑥をご覧ください。
★初冬の有馬富士登山 ~快適な山歩き~
https://sanda-fujigaoka.com/2020/12/16/14352
⑲シデコブシ(幣辛夷、四手辛夷)
早くも綿毛の付いた花芽がありました。冬には葉が落ちて花芽だけが残ります。
12月のシデコブシの写真は上記サイトの写真⑦をご覧ください。
⑳柿の木
鈴なりの柿の実が青空に映えて見事です。
㉑柿の木の木守り(きまもり)
この木は柿の実が収穫済みらしく、真ん中に1個だけ実が残っています。よく見ると左下にも実が1個あります。
この実は収穫時に1~2個の実を来年の豊作を祈って残す木守りのようです。
㉒ソヨゴ(冬青)
㉓有馬富士(374m)の山頂
真ん中の岩場が山頂の展望所付近、左の木がない部分(岩場)はわんぱく砦からの登路の上部です。
㉔ススキ(芒)
陽光を受けて白銀に輝くススキの穂です。
㉕色付いたモミジ
付近に多数あるモミジの木は青々としていましたが、この木だけ紅葉が始まっていました。
㉖黄葉
=以上=