宝塚西谷の森公園の秋 ~花・実・虫などを楽しむ~
■里山を整備した公園である宝塚西谷の森公園へ、2017年9月から10月初めにかけて4回行ったときの写真をまとめてみました。公園には秋の花が咲き、栗などの実が生っていました。虫(カメムシ)についても面白いことがわかりました。
★兵庫県立宝塚西谷の森公園HP
■クマ、ヘビ、ハチのこと
2017年は兵庫県南東部でクマ出没が多発し、宝塚西谷の森公園の入口にも、ツキノワグマに対する注意を呼びかけるお知らせが掲示されました。
また、兵庫県伊丹市の小学生が毒蛇のヤマカガシに咬まれるという事故が発生したため、宝塚西谷の森公園にもヘビとハチに関する掲示が出ました(写真をご覧ください)。
今年(2019年)は、北海道、東日本などではクマ出没が多発して問題になっていますが、兵庫県南東部では現在のところ、クマ出没はほとんどありません。
■富士が丘ポータルサイトに次の情報がありますので、必要に応じてご覧ください。
★ツキノワグマの話
https://sanda-fujigaoka.com/2019/07/14/8577
★毒蛇の話(注意! 蛇の写真あり)
https://sanda-fujigaoka.com/2019/07/14/8583
★スズメバチの話 ~最恐の野生動物~
https://sanda-fujigaoka.com/2019/07/18/8601
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます)
撮影日は、2017年の09/10、09/21、09/24、10/01です。
1-お知らせ
クマ出没に関する注意が一時的に掲示されました。
2-シラヤマギク(白山菊)
3-危険
毒蛇とスズメバチに関する注意です。これらは野山に限らず、日常的に注意が必要です。
4-ヒガンバナ(彼岸花、曼殊沙華)
5-クリ(栗)
6-クリ
クリの実にカメムシらしい虫が乗っています。カメムシは果実に針を刺して果汁を吸うので、クリの実を食べる(中身を吸う)のかもしれません。
このカメムシは筆者が山を一周して1時間30分後に戻って来たとき、まだクリの実に乗っていました。2回目の写真(2枚目)を拡大すると、カメムシが細長い針(口吻)をクリの実に突き刺しているように見えます。
7-ガマズミ
8-ススキ
9-コウヤボウキ(高野箒)
10-コナラ(小楢)
この団栗はコナラの実であるようです。コナラは里山の代表的な構成樹です。木には団栗が大量に付いていました。
11-六甲山
展望台から南側の重なる山並の向こうに六甲山地が見えています。
12-フラワータウン
展望台から西に三田市のフラワータウンが見えています。
13-境野地区
展望台から東側に宝塚市境野地区が見えています。
14-境野地区
直前の写真の左下部分を、10日後に偶然に撮影したものですが、田んぼにモザイク模様ができています。
15-カマキリ
展望台の柱にカマキリがいました。カメラを近づけても逃げませんでした。
16-ハギ
萩の花がいっぱい咲いています。
17-コシロシキブ(小白式部)
18-ガガブタ(鏡蓋)
ビオトープにガガブタが咲いています。小さく可憐な花で準絶滅危惧種です。
19-ガガブタ
20-ミズオオバコ(水大葉子)
ビオトープに咲いていました。知らないと気がつきにくい花です。絶滅危惧種です。
=以上=