ツキノワグマの目撃件数 ~兵庫県南東部~
【2021/04/28(水) 11:07共同通信配信のコピー】
★20年度のクマ出没最多、2万件超
環境省は28日のクマ被害防止に関する対策会議で、2020年度の出没件数が全国で2万870件、人身被害は158人に上り、いずれもデータを比較できる09年度以降、過去最多だったことを明らかにした。
この報道を見て、以下の情報をまとめてみましたので、どうぞご覧ください。
■兵庫県のツキノワグマ目撃件数
下表は兵庫県森林動物研究センターの次のサイトから抜粋したデータです。
http://www.wmi-hyogo.jp/gyousei/kuma_mokugeki.aspx
*下表をクリックすると拡大表示できます。
■上表の考察
①クマ目撃件数は年によって大きく変動しています。これはエサとなる堅果類(ブナ、ミズナラ、コナラ、クリ)の豊凶によるものと言われています。エサが少ないとクマはエサを求めて人里に出没します。
②山地が多い丹波市・丹波篠山市の目撃件数が多いです。
③2021年は04/27現在までにクマの目撃はありませんが、今後の堅果類の豊凶によっては増える可能性があります。
■関連情報
ツキノワグマへの対応等については、富士が丘ポータルサイト内の次の情報も併せてご覧ください。
登山などで、クマ出没の恐れがある山へ行かれる方は十分ご注意ください。
山菜採りはクマの餌場へ行きます(クマと競合する)ので中止する方が賢明です。どうしても行きたい場合は、多人数で行くとともにクマ防御策を用意することをおすすめします。
★ツキノワグマの話
https://sanda-fujigaoka.com/2019/07/14/8577
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