■法円寺（ほうえんじ）

兵庫県丹波篠山市奥県守（おくあがたもり）の法円寺には、寺のすぐ横の急斜面に500株とも言われる多数のササユリ（笹百合）の花が咲いています。

一般的なササユリの名所では全体の花数は多くても、花が広い範囲に点在しているものですが、法円寺では歩き回らずに多数のササユリの花を楽しむことができます。ササユリの花の密度が高い名所です。なお、ササユリは丹波篠山市の市花です。

ササユリの花がこれほど多数咲くようになったのは、住職や檀家の方々の長年の努力の賜物であるそうです。

 

群生するササユリの花のすばらしい眺めを十分楽しみましたが、拝観料等は不要でした。

事前に状況がわからなかったので、登山靴など山歩きの装備を持参しましたが不要でした。

急斜面はまるで絶壁のように感じられますが、国土地理院地形図から計算したところ、もっとも急な部分の斜度は45度でした（もちろん、急斜面に踏み込むことはできません）。

 

 

★法円寺の場所

曹洞宗近畿管区教化センター・寺ナビの情報

https://www.soto-kinki.net/teranavi/detail.php?id=7-117

 

 

 

■参考写真（写真をクリックすると拡大表示できます。2020/06/17撮影）

 

1-法円寺の駐車場から撮った急斜面

左下は法円寺の山門などです。写真の下半分の左右に見える白い小さな点々がササユリの花です。

 

 

2～3-急斜面に咲くササユリの花

 

 

4-急斜面の上に咲くササユリの花

１本の茎から４輪の花が出ている４輪咲きです。右上の黒いものは昨年の実です。

 

 

5-５輪の蕾

１本の茎から５輪の花が咲く５輪咲きです。このような多輪咲きになるのは年数を経たササユリです。

 

 

6-多数の蕾

 

 

7～22-急斜面に咲くササユリの花

 

 

23-急斜面直下の観音菩薩像？

 

 

24-真ん中が法円寺の山門です。

 

 

＝以上＝