5月下旬の三木山森林公園 ~捻木、冬青、睡蓮、杜若咲く~
■兵庫県立三木山森林公園(兵庫県三木市)
三木山森林公園を訪れたところ、樹木の葉が茂って緑陰が増えていました。コバノミツバツツジやモチツツジのような大きくて色彩豊かな花はなく、ネジキ、ソヨゴのような白い小型の花が主になっていました。一方、水辺にはスイレンやカキツバタなどの色鮮やかな花が咲いていました。
三田市からマイカーで往復し、園内の人出も多くなかったので、3密になることはありませんでした。
★三木山森林公園HP
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/05/29撮影)
1-イタチハギ(鼬萩)
茶色のブラシ状のものが花です。
2-マイマイガ(舞舞蛾)の幼虫
この毛虫はマイマイガの幼虫であるようで、時期によっては毒があります。三木山森林公園では何度も目撃しましたし、神戸市立森林植物園や有馬富士公園でもよく目にしました。
3-テイカカズラ(定家葛)
名前は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後に定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説に由来します。
4~5-ナツハゼ(夏櫨)
6~9-ネジキ(捻木)
三木山森林公園にはネジキが多数ありました。
10-ソヨゴ(冬青)
常緑樹で、白い小さな花が咲きます。
11-コナラ(小楢)の高木
見にくいですが、株立のコナラで3本の幹が高くそびえています。
12-写真11のコナラの根元
3本の幹が一ヶ所から出ている株立のコナラです。
13-二俣の大コナラ
三木山森林公園で最大のコナラです。
14~15-コナラのナラ枯れ防止のための調査中
16-もりのさんかくばし
17-下池
18~20-スイレン(睡蓮)
21-カキツバタ(杜若)
花弁に白い剣型の模様があるのでカキツバタです。
=以上=