5月下旬の神戸市立森林植物園 ~いろいろな花と新緑~
■神戸市立森林植物園
六甲山地西部に位置する森林植物園を久しぶりに訪れました。人との接触を最小限にするため、三田市からマイカーで往復しました。来園者はかなり多いですが、広大な植物園なので人との近接遭遇はほとんどありませんでした。
園内は目の覚めるような新緑に加えて、各種の花が咲いていて大いに楽しめました。この時期は毛虫が多数発生しているので、皮膚の露出を避けるため、帽子・長袖シャツ・長ズボンを着用し、首にタオルを巻くなどの注意がおすすめです。
★神戸市立森林植物園HP
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/05/28撮影)
1-メタセコイア並木
2-メタセコイアの新緑
3-サイハイラン(采配蘭)
ロックガーデンに咲いていました。ロックガーデンはすっかり緑陰の中にありました。
4-キンラン(金蘭)
ロックガーデンに咲いていました。
5-シライトソウ(白糸草)
ロックガーデンに咲いていました。
6-フタリシズカ(二人静)
フタリシズカの花穂は1本の場合もあります。
7~8-ヒメアジサイ(姫紫陽花)
アジサイが咲き始めていました。
9-オオベニウツギ(大紅空木)
10-サラサドウダン(更紗満天星)
花期の終りのようでした。
11-トサシモツケ(土佐下野)
12-コアジサイ(小紫陽花)
コアジサイの群落です。
13~14-コガクウツギ(小額空木)
森林植物園の各所にたくさん咲いていました。
15-スイレン(睡蓮)
長谷池に咲いていました。
16-アサザ(浅沙、阿佐佐)
長谷池に咲いていました。
17-タラヨウ(多羅葉)
「葉書の木」とも呼ばれます。実が生っていました。
18-ロウバイ(蝋梅)
ロウバイの実ですが、可憐な花に比べて実は大きいです。
19~20-カルミア
日本には1915年に渡来した北米産のツツジ科の花木です。
21-ガマズミ(莢蒾)
22-コガクウツギに止まるアオスジアゲハ(青条揚羽)
23-オオヤマレンゲ(大山蓮華、天女花)
「開花がはじまりました」という大きい立て看板が出ていました。遊歩道からほんの少し登ったところに2本の木があり、花が1輪と蕾が2輪付いていました。花は花弁が少し傷んでいた上にきれいに撮れなかったので、この投稿には蕾だけ掲載しました。
奈良県大峰山脈の深山に咲く花が森林植物園にあることに驚きました。大峰山脈のオオヤマレンゲ自生地は国の天然記念物に指定されており、世界遺産にも登録されています。
24-オオヤマレンゲの立て看板
遊歩道から登る際は足元に十分気を付けてください。運がよければ花に会えるでしょう。
=以上=