ペットを飼われている方へ
防災部会では、ペットの防災(同行避難)について検討しています。
その取り組みの始めとして、ペットを飼われている方々に日頃の備えや躾などについて、地区内にチラシを回覧しました。
参考:防災部会については、こちらをご覧ください。
===== チラシの内容 =====
2024年1月吉日
富士が丘防災部会
日頃は、防災活動への取り組みとご協力誠にありがとうございます。
富士が丘防災部会では、災害時の「ペットの同行避難」について検討しています。災害が発生し避難所生活を余儀なくされるような場合、飼われているペットを避難所に同行する可能性があります。そのようなとき、現状の避難所では、ペットは人の居住スペースとは別の場所で過ごすことが想定されています。そのために、日頃の備えや注意して欲しい点をまとめてみました。
▼まずは自分自身の安全確保を
かけがえのないペットを守るためには、自分自身の安全確保が何より重要です。飼い主が無事でいてこそ、ペットも生きることができます。まずは「人」ですね。
▼家の中にペットのための避難場所の確保を
災害時にペットがすぐさま逃げこめる「専用の避難場所」を家の中に作り、普段から「安全なスペース」として認識させましょう。
▼ペットの備蓄品
絶対必要なもの:フード、水、薬、食器、首輪、キャリーバッグ、伸びないリード、タオル、洗濯ネット(外出嫌いで暴れてしまう猫用に。目の粗いネットで保護してからキャリーバッグに入れる手も)、写真(ペットのみ•飼主と一緒のもの。迷子になった時のチラシの作成、身元証明のサポートになる。)
あればいいもの:ペットシーツ、ガムテープ、ポリ袋、カッター、ひも(避難所で簡易ハウスを作る際に必要)、新聞紙(猫のトイレや簡易ハウス内の敷物にも)
▼飼い主明示を平時から準備
ペットの身元証明はしっかり行いましょう。ただ、迷子札や鑑札だけでは放浪中に首輪ごと外れることもあるので、犬・猫の場合は、マイクロチップも検討ください。被災地には、多くの動物ボランティアもやって来ます。ペットの状況によっては、身元明示がない場合は、放浪動物として保護されることもあります。
▼被災に備えて、これまでの飼い方や接し方を見直しましょう
人見知りで、すぐ吠えて威嚇する犬、われ関せずの飼い主。これでは避難所での共同生活は困難ですので、日頃からしつけておきましょう。。
▼同行避難は必ずしも「同居避難」ではありません
避難所の立地や広さ、また災害の規模によっても違いますが、人と動物は「すみ分け」が基本になります。ペットはてすり等に係留したり、ダンボール製のハウスで過ごしたり、車の中に置かれたりします。このような事態のためにも。「ハードとソフトの備え」は欠かせません。
▼周囲への配慮が大切
避難所には、さまざまな方が避難してきます。動物が苦手な人もいるし、アレルギーなどで一緒にいられない人もいます。ですから居場所を分けるだけでなく「動線」も分離する場合があります。
以上
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