舞子公園探訪 ~明石海峡大橋・舞子海上プロムナードと橋の科学館~
■兵庫県立舞子公園(まいここうえん、神戸市垂水区東舞子町)
・舞子公園一帯は古来、風光明媚で知られています。
・現在では、明石海峡大橋の架橋にともない、体験展望施設「舞子海上プロムナード」や「橋の科学館」が設置され新たな魅力が加わっています。
・今回は、主に明石海峡大橋関係を中心に巡りましたのでご紹介します。
・JR舞子駅、山陽電鉄舞子公園駅を下車すると、すぐ近くに公園があります。
※筆者は五色塚古墳から舞子東海浜緑地まで約10分歩きました。道が錯綜してわかりにくいため、地図による事前調査やGPSアプリ使用をお勧めします。
【関連サイト】
・兵庫県公式観光サイト「兵庫県立舞子公園」
兵庫県立舞子公園 | 観光スポット | 兵庫県公式観光サイト HYOGO!ナビ(ひょうごツーリズムガイド) (hyogo-tourism.jp)
・舞子海上プロムナード
舞子海上プロムナード|舞子公園 (hyogo-maikopark.jp)
・橋の科学館
■明石海峡大橋
・明石海峡大橋は、橋長3,911m、中央支間長1,991mの吊橋で、約10年をかけ技術の粋を集めて1998年(平成10年)4月に完成し、長らく世界最長の吊橋でした。
・2022年3月に竣工したトルコの「チャナッカレ大橋」はダーダネルス海峡に架かる吊橋で、中央支間長2,023mは世界最長、主塔の高さ334mは世界最高です。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2022/05/06撮影)
①明石海峡大橋
・アジュール舞子の海岸から撮影
②明石海峡大橋を走るバス
・メインケーブルや、補剛桁を吊るすハンガーロープがよく見えます。
・道路の下が補剛桁(ほごうけた)で、道路や橋を補強します。
③アンカレイジ
・中央は明石海峡大橋のメインケーブルをつなぎ止めるアンカレイジ
・左は孫文記念館(移情閣)
④主塔(神戸側)
⑤明治天皇歌碑
・明治天皇は舞子浜を愛され7回行幸されました。
【舞子浜海上プロムナード】
⑥補剛桁内
・上段の両端は観光客用の円筒状通路です。
・下段の左、中、右に管理路があります。
⑦プロムナードから見た風景
・眼下に舞子公園、右上にアジュール舞子が見えています。
⑧プロムナードから見た風景
・中段の白いビルは2棟とも舞子ビラです。
⑨プロムナードの通路
・床にガラス張り部分があり緊張します。
⑩補剛桁内
・文字が書いてあるのは淡路島への送水管です。
⑪補剛桁内
⑫プロムナードから見た風景
・中央は橋の科学館です。
・下段中央のやや左にある両端が白い長ベンチは、メインケーブルの実物大です。
⑬補剛桁内
・左右両端は観光客用の円筒状通路です。
⑭明石海峡大橋の底部
【橋の科学館】
⑮~⑯明石海峡大橋の下を大きい船が通過
⑰橋の科学館の展示
⑱五色塚古墳の映像
・淡路側主塔の頂点に設置されたリモコンカメラを筆者が操作して五色塚古墳を撮ったものです。真ん中が五色塚古墳です。
⑲橋の科学館のアンカレイジの展示
⑳表彰状
・土木学会田中賞や労働大臣表彰の表彰状です。
・田中賞は、日本の叡智を結集した高度の技術力が認められたものです。
・労働大臣表彰は優れた安全管理に対するもので、約10年の工事期間中の労働災害による死亡事故はゼロでした。
㉑ギネスの認定書
・主径間1991mの世界最長吊橋の認定書です。
・別に主塔の高さ297mの世界一高い橋の認定書もありました。
㉒明石海峡大橋
㉓明石海峡大橋と兵庫県警ヘリ
・兵庫県警ヘリコプター「ひよどり」が飛来し、しばらくホバリングしていました。明石海峡大橋よりも東の方を見ているようでした。
・白く太い棒のように見えるのはメインケーブルで、左下に橋桁を吊るすハンガーロープが見えます。
㉔アンカレイジ(ケーブルをつなぎ止める重り)
・アンカレイジは、長さ84.5m、幅63m、高さ48mで総重量は約35万トンです。
・下段中央を歩く人と比べると、アンカレイジの巨大さがわかります。
・アンカレイジの右にプロムナードが見えています。
㉕アンカレイジと明石海峡大橋
=以上=