立冬の有馬富士公園 ~かいぼりと黄葉~
■兵庫県立有馬富士公園(三田市福島)
・立冬の11月7日(日)に有馬富士公園を訪れたところ、福島大池のかいぼりが行われていました。
・今回は、有馬富士登山と、かいぼりの底樋開閉作業をご紹介します。
・コンパクトデジカメの高倍率ズームよる写真をお楽しみください(NIKON COOLPIX B500使用)。
★福島大池の「かいぼり」
https://sanda-fujigaoka.com/2019/11/03/10348
※これは、2019年11月3日(日)に実施されたかいぼり(掻い掘り)の記録です。
★有馬富士公園HP
https://www.hyogo-park.or.jp/arimafuji/
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2021/11/07撮影)
※福島大池の底樋開閉作業現場の末尾の数字は撮影時刻です。
①福島大池
・池の水の大部分が抜かれて、写真の中央部分だけに水がある状態です。
・池水はこの瞬間も放水中で、この日の午後には放水が完了する見込みです。
②福島大池
・後方の山は有馬富士(ありまふじ、374m)です。
・写真の中央から左だけに池水があります。
・真ん中の白い点はシラサギ(正しくはダイサギ)です。
・真ん中の岩場右上の樹上にカワウが退避中です(③の拡大写真参照)。
③カワウ(川鵜)
・樹上にカワウがよく見ると5羽、W字の各頂点に止まっています。
・光学40倍ズーム(35mm一眼レフの900mm望遠相当の画角)にて撮った写真です。
④カモ(鴨)、ダイサギ(大鷺)
・ダイサギは写真②の真ん中の白い点の鳥です。
・ダイサギのそばにはカモが、ダイサギの少し左にはカメがいます。
・光学40倍ズーム(35mm一眼レフの900mm望遠相当の画角)にて撮った写真です。
⑤福島大池の底樋開閉作業現場(11:04)
・左端の人がいるところには底樋を開閉するハンドルがあり、真下には底樋があります。
・底樋を開き放しにすると池水は全部流出します。
⑥福島大池の北西部
・真ん中の小島の周囲も水がなくなっています。
・中段右に茅葺民家の屋根が見えています。
⑦茅葺民家の干し柿
・10/21(木)に3本だけだった干し柿が、今日はたくさんできていました。
・係の方に聞くと、これらの柿は有馬富士公園内で生ったものということでした。
⑧茅葺民家の外観
・干し柿がたくさん見えます。
⑨有馬富士の頂上(芝生広場の駐車場から撮影)
・右上の土が見えている部分が頂上の展望スペースです。
・日曜日なので登山者が多いらしく、その姿が見えています。
⑩クロガネモチ(黒金餅、黒鉄黐)
・10/21に黄色だった実は赤くなっていました。
⑪ユリノキ(百合の木)
⑫~⑬わんぱく砦の岩場
・有馬富士への登路にある急な岩場です。
⑭三田市のウッディタウン
・岩場の上部から見たウッディタウンです。
・上段右にイオン三田ウッディタウンの赤看板があります。
・上段左にJoshinの赤看板も見えています。
・真ん中の左に見えるお寺は、三田市西野上の光円寺です。
⑮三田市のウッディタウン
・真ん中に駒ヶ谷体育館の大屋根があり、その右に三田西陵高校の建物があります。
・体育館の上に見える山並の最高所は、加古川・高砂市境に位置する播磨アルプス最高峰の高御位山(たかみくらやま、304m)です。
・中段の左端はザ・セレクトンプレミア神戸三田ホテルです。
⑯有馬富士(ありまふじ、374m)頂上
・標識の右に三角点の石標(石柱)が見えています。
⑰有馬富士頂上
・中央の高い山は羽束山(はつかやま、524m)です。
・中央の左は三田市クリーンセンターです。
⑱有馬富士頂上
・南側に六甲山地の長大な山並が見えました。
⑲福島大池の底樋開閉作業現場(13:02)
・池水は底樋周辺の狭い範囲に残るだけの状態になっています。
・有馬富士頂上から光学40倍ズーム(35mm一眼レフの900mm望遠相当の画角)にて撮った写真です。
⑳有馬富士頂上部
・鮮やかな黄葉
㉑有馬富士頂上部
・樹間から正面に、播州清水寺がある御嶽山(みたけさん、約540m)の大きい山体が見えました。
・御嶽山の右肩にうっすら見える突起は笠形山(かさがたやま、939m)です。
㉒サザンカ(山茶花)
・福島大池の近くにサザンカがきれいに咲いていました。
㉓福島大池の底樋開閉作業現場(14:16)
・底樋から水と共に泥を流し出す作業が終わり、底樋を閉める作業中であるようです。
㉔大鯉
・池にいた鯉が軽トラック上の箱に入れられていました。
・鯉は生きていて、時々パシャッと水しぶきを上げました。
・鯉は別の小池で保管し、福島大池の水位が回復後に戻すそうです。
㉕福島大池の底樋開閉作業現場(14:20)
・底樋が閉じられ、貯水が始まったようです。
=以上=