三田のアメダス観測所 ~縁の下の力持ち~
三田市には気象庁のアメダス観測所(地域気象観測所)が設置されており、24時間365日、観測を続けています。私たちの生活を見えないところで支えているアメダス観測所とはどのようなものかご紹介します。
■アメダスとは(気象庁のサイトから引用)
アメダス(AMeDAS)とは「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、「地域気象観測システム」といいます。 雨、風、雪などの気象状況を時間的、地域的に細かく監視するために、降水量、風向・風速、気温、日照時間の観測を自動的におこない、気象災害の防止・軽減に重要な役割を果たしています。
★地域気象観測システム(アメダス) 気象庁のサイト
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/amedas/kaisetsu.html
上記サイトにはアメダス観測所の設置場所や観測項目の一覧表が含まれています。
■三田のアメダス観測所
三田のアメダス観測所は下深田の三田市消防本部敷地の東端にあり、降水量、風向・風速、気温、日照時間を観測しています。風向・風速と日照時間の観測機器は消防本部塔屋の屋上に設置されています。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2019/08/25撮影)
1-全景
三田アメダス観測所の全景です。
2-注意書
神戸海洋気象台は平成25年10月1日に神戸地方気象台になりましたので古い注意書ですが、異常気象の増加にともない気象観測はますます重要になっています。
3-経緯度の表示
アメダス観測所の正確な経度緯度が記載されています。
4-観測機器
右手前は、転倒ます型雨量計です。
5-温湿度計
通風筒の中に電気式温度計と電気式湿度計が入っています。
6-データ変換・処理装置
左側がデータ変換・処理装置です。
7-風向風速計と日照計
消防本部の塔屋の屋上に設置されています。
8-風向風速計と日照計
プロペラ付きの飛行機型が風向風速計、左下の棒状のものが日照計です。右側に高い避雷針が立っています。
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