六甲山 ~有馬から最高峰を越えて高山植物園へ~
■六甲山
六甲山は四季を通じて、非常に多数の登山者・観光客に親しまれています。山上や登山口に至る交通網も発達しています。
しかし、六甲山地の登山道は網の目のように錯綜しており、道迷いが多発しています。登山地図に載っていない道もあります。兵庫県内の山岳遭難の約半数は六甲山地で発生しています。
身近な山だからと言ってなめてかかるのは危険です。十分下調べをし、装備を整えてから登山しましょう。初心者は山慣れた人に同行して、基本的知識を習得しましょう。
■六甲高山植物園
六甲山の標高865m付近にあり、各種高山植物などが栽培されています。下界よりも5℃あまり涼しいです。
詳しくは下記サイトをご覧ください。
★六甲高山植物園とは?
https://www.rokkosan.com/hana/about/
■今回の山歩き(2018/06/09)
ルートは、神鉄有馬温泉駅→魚屋道登山口→魚屋道→六甲最高峰(931m)→稜線の全山縦走路→極楽茶屋→六甲高山植物園→六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅→(ロープウェー)→六甲有馬ロープウェー有馬温泉駅駅→神鉄有馬温泉駅です。
有馬側の魚屋道(ととやみち)はほぼ全行程が樹林の中を通るため真夏でも比較的涼しいです(近年の災害級猛暑でも歩けるかどうか筆者は試していません)。夏季は熱中症に注意してください。
今回は6月上旬の山歩きだったため、登山道沿いにいろいろな花が咲いていました。
■参考写真(2018/06/09撮影)
写真をクリックすると拡大表示できます。
植物の名前が違っていましたらご容赦願います。
1-魚屋道(ととやみち)登山口-有馬側
2-コアジサイ
3-コガクウツギ
4-ヤマボウシ
山中にヤマボウシが多数咲いていました。帰りのロープウェーから見下ろすと、山腹の至るところに真っ白な塊が見えました。これはヤマボウシでした。
5-迂回路
大雨で崩壊した箇所を迂回する道です。
6-登山道(魚屋道)
7-ウツギ
8-タンナサワフタギ
9-六甲最高峰
土曜日なのでたくさんの人が来ていました。
10-凌雲台
六甲最高峰から見た凌雲台方面の風景です。多数の無線塔があるところが、観光客が多い凌雲台です。
11-六甲アイランド
六甲最高峰から見た六甲アイランド方面の風景です。
12-稜線の全山縦走路
13-ガマズミ
★★これ以降は六甲高山植物園で見た花です★★
14-オオバオオヤマレンゲ
大峰山脈に咲く天然記念物のオオヤマレンゲ(天女花)に似ています。
15-ニッコウキスゲ
16-アリマウマノスズクサ
牧野富太郎博士が六甲山で発見し命名した植物です。
17-ヒマラヤの青いケシ
18-ミヤマナルコユリ
=以上=