8月中旬の六甲高山植物園 ~神戸の高嶺に咲く天涯の花~
■猛暑の令和2年8月19日(水)に六甲高山植物園へ出かけました。六甲山地の標高約865mに位置する高山植物園は、山麓よりも気温が約5℃低い計算になりますが、この日の実際の温度は測り忘れたためわかりません。園内を約2時間歩き回ったところでは、暑さは感じませんでした。
高山植物園には多くの花が咲いていて、中でもキレンゲショウマ(黄蓮華升麻)は、栽培されているものとしては国内最大という群生地に多数の花が咲いて見事でした。キレンゲショウマは、深山に咲く希少な花で四国の剣山(つるぎさん、1955m)に日本一の群落があり、宮尾登美子の小説『天涯の花』でも有名です。
他にも、オニユリ、サワギキョウ、ノカンゾウ、ナツズイセン、ヒゴタイ、ヤマルリトラノオ、マツムシソウ、キツネノカミソリ、アサマフウロなどが、広い敷地に咲いていました。
★六甲高山植物園HP
https://www.rokkosan.com/hana/
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/08/19撮影)
1~6-キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)
ショップアルピコラ前の斜面をキレンゲショウマの花が覆いつくすように咲いています。
最後の写真はキレンゲショウマの説明板です。
7-ムラサキギボウシ(紫擬宝珠)
8~9-ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
面白い形の花です。2枚の写真は別々の場所に咲いていた花です。
10-サギソウ(鷺草)
渓流沿いに1輪だけ咲いていたサギソウです。
11-キキョウ(桔梗)
渓流沿いに一群のキキョウが咲いていました。
12-オニユリ(鬼百合)
6輪のオニユリが華やかに咲いていました。
13~14-ノカンゾウ(野萱草)
ニッコウキスゲかと思いましたが、ノカンゾウの名札がありました。2枚の写真は異なる場所で撮影しました。
15~16-ウツボカズラ(靫葛)
展示されていた食虫植物の一部です。
17-サラセニア
北米原産の食虫植物です。
18-ナツズイセン(夏水仙)
19-ヒゴタイ(平江帯、肥後帯)
絶滅危惧種の珍しい花です。
20-フシグロセンノウ(節黒仙翁)
21~22-マツムシソウ(松虫草)
23-ヤマルリトラノオ(山瑠璃虎の尾)
24-オミナエシ(女郎花)
25-レンゲショウマ(蓮華升麻)
キレンゲショウマの名前は、この花に似ていることに由来します。
26-サワギキョウ(沢桔梗)
27-アサマフウロ(浅間風露)
筑波実験植物園のサイトによると、日本のフウロソウ属では最も大型で色も鮮やかであり、名前は長野県浅間山にちなみます。準絶滅危惧種です。
28-キツネノカミソリ(狐の剃刀)
29-サラサドウダン(更紗満天星)の実
にぎやかに多数の実がぶら下がっています。実の数の多さに圧倒されました。まさに満天星です。
=以上=