7月中旬の宝塚西谷の森公園 ~リョウブの花がいっぱい~
■兵庫県立宝塚西谷の森公園
梅雨の晴れ間の令和2年7月19日(日)に公園を訪れたところ、至る所にリョウブ(令法)の白い花が咲いていました。
令法とは珍しい名前ですが、リョウブの若葉は食べることができるため、救荒植物として貯蔵が古来法律で義務付けられていたことに由来するという説があります。リョウブの古名は「はたつもり(畑つ守り)」です。
公園にリョウブの花がいっぱい咲いている風景は初めて見ました。
★宝塚西谷の森公園HP
■ノウサギ(野兎)
公園内の保与谷池のすぐ北側(湿原西側の遊歩道)でノウサギに遭遇しました。山側から遊歩道に出て来たノウサギは一瞬立ち止まり、すぐ湿原側の草むらに消えました。筆者との最短距離は3~4mくらいで、写真を撮るヒマはありませんでした。ノウサギはこげ茶色をしていました。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/07/19撮影)
1-西の谷の農舎
梅雨明けを思わせるような青空です(この日はまだ梅雨の期間中です)。
2~3-ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙、別名クロコスミア)
緑色の草むらでは非常に目立つ色です。2枚目の写真の最下段の中央右にカエルの一部が見えています。
4-スイレン(睡蓮)
農舎前の池に咲いていました。
5~10-リョウブ(令法)
緑の山中では白い花がよく目立ちます。
11~13-クリ(栗)
クリのイガ(毬)の色が清々しいです。
14-セミの抜け殻
コナラの葉に抜け殻が付いていました。コナラは落葉樹なので、抜け殻は今年の葉にくっ付いていることになります。
15~16-ナツハゼ(夏櫨)の実
小さい黒い実がたくさん付いていました。
17-「すべる!」の注意標識
展望台の北東側降り口の標識です。この標識は公園内の各所で見かけました。滑らないためには、登山靴など滑りにくい底の靴を履くこと、靴底をべたっと斜面に付けて歩幅を小さくすること、へっぴり腰にならないことが重要です。
18-ソヨゴ(冬青)の実
19-東の尾根
背の高い草が茂っています。
20~21-フサフジウツギ(房藤空木)
小さい花が集まって花房を形成しています。
22~25-キノコいろいろ
=以上=