梅雨の合間の深田公園 ~深田池の不思議な輪~
■停滞した梅雨前線により、熊本県・福岡県・岐阜県などで大規模な洪水や土砂災害が発生している日に、三田市フラワータウンでは雨が止んだので散歩にでかけました。
■深田池の不思議な輪
アヤメ橋から何気なく深田池を見ると、水面に輪が次々にできていました。何かの原因で輪ができ、波紋が周囲に広がっているのです。輪は水面に均等にできているのではないので、雨によるものではありません(アヤメ橋上でも降雨なし)。
何の輪かわからないため、写真を撮って帰宅後に調べてみました。その結果、断定できませんが、魚が水面で口をパクパクして呼吸していたのではないかという結論に至りました。
【ネットでの検索結果】
大雨の状況によっては、底の泥が巻き上げられて水中の微生物の動きが活発になるため、水中の溶存酸素が減少し魚が呼吸困難になることがある。
筆者は深田池で同様のケースが発生し、魚が水面に上がって来て口をパクパクしていたのではないかと推定としました。水面は溶存酸素濃度が高いそうです。
■梅雨の合間の深田公園
「自然の流れ」は音を立てて水が流れていました。流れ周辺は通常よりも靴が沈み込む軟弱なエリアが広がっていました。遊歩道を歩く分には問題なかったですが、芝生の部分には、ちょっとした水たまりがあちこちにありました。大雨の直後は、公園と言えども注意が必要です。
前回あった背の高い草むらは、きれいに刈り取られて歩きやすくなっていました。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/07/08撮影)
1~4-深田池の不思議な輪
最初の2枚はアヤメ橋上から、3枚目は深田池南岸の遊歩道沿いから撮りました。4枚目は三田屋横へ上がる階段の途中から撮った写真で、池面の輪が少し写っています。
5~6-クチナシ(梔子)の花と蕾
7~9-キノコ
1枚目は深田池南岸の遊歩道沿い、2~3枚目は「自然の流れ」のほとりで撮影しました。
10-シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
「自然の流れ」で撮影しました。
11-ガマ(蒲)の穂
「自然の流れ」に多数の蒲が生えていました。
12~13-ヘメロカリス(ワスレグサ属)
「自然の流れ」に咲いていました。1日だけ咲く1日花ですが、蕾があるのでまだ次々に咲きます。
14~15-アジサイ(紫陽花)
「自然の流れ」の源流部の西に一群の紫陽花がきれいに咲いていました。
16-シラカシ(白樫)の実
まだ若いどんぐりです。
=以上=