神戸市立森林植物園 ~花咲く春の園内~
■令和2年3月26日(木)に神戸市立森林植物園を訪れたところ多数の花が咲いていました。
先にロックガーデンの花を紹介しましたので、当記事ではその他の園内の花を紹介します。森林植物園は広い上に来園者は多くなかったので、他人との近接遭遇はありませんでした。
園内にコバノミツバツツジがたくさんありますが、咲いているのはごくわずかで、大部分はまだ咲いていませんでした。
今回は三田市からマイカーで往復したところ、復路の国道428号線の丹生山系山越えではコバノミツバツツジが多数咲いていました(見とれると事故になるので要注意です)。
★神戸市立森林植物園HP
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/03/26撮影)
1-ハヤトミツバツツジ(隼人三葉躑躅)
2-トサノミツバツツジ(土佐の三葉躑躅)
3-アカヤシオ(赤八汐)
4-名前不明
遊歩道沿いに見事に咲いていましたが、名札がなかったので名前は不明です。トサノミツバツツジのような感じですが・・・。
5-アカヤシオとアセビ
アカヤシオの後にアセビの大木がありました。
6-ツツジの競演
正面入口から長谷池へ向かう遊歩道から見た光景です。
7-ハクモクレン(白木蓮)
ハクモクレンの大木に花がぎっしり咲いていました。
8-トサミズキ(土佐水木)
長谷池の北側の遊歩道沿いにトサミズキとヒュウガミズキの並木があり満開でした。
どちらも人間の背丈を超える高さなので見ごたえがあります。
9-タラヨウ(多羅葉)
たくさん実がなっています。
撮影時には気づかなかったのですが、写真中央の葉に誰かが文字を書いていました。
タラヨウは葉書の木とも呼ばれるそうです。
10-タラヨウの説明板
葉の裏に尖ったもので字を書くとやがて黒く浮き上がると記載されています。
タラヨウは郵便局のシンボルツリーになっているとも記載されています。
11-サンシュユ(山茱萸)
満開のサンシュユの大木が並んでいました。
12-ヤブツバキ(藪椿)
森林植物園にはヤブツバキの大木が多数あり、花がたくさん咲いていました。
説明板には、ヤブツバキは常緑高木で高さ10~15mになると記載されていました。
13-クロモジ(黒文字)
高級楊枝の材料として知られています。
14-ヤマザクラ(山桜)
遊歩道から離れた山中に白っぽい花があり、ズーム撮影するとヤマザクラが写っていました。
15-遊歩道
香りの道の一部です。
16-ギンヨウアカシア(銀葉アカシア、別名ミモザ)
17-ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)
ヤマウグイスカグラは落葉低木で樹高は3mに達するそうですが、この木も人間の背丈を超える高さでした。写真ではわかりにくいですが、小さい花が無数に咲いています(写真18をご覧ください)。
筆者が以前に三田市フラワータウンのブイブイの森で見た木は小さくて花も少なかったので、今回大きい木に花がいっぱい咲いているのを見て感動しました。
18-ヤマウグイスカグラ
花が多数咲いています(上の写真の木の一部を撮影したものです)。
19-ウチワノキ(団扇の木)
韓国原産の木で、ウチワ(団扇)のような実がなるそうです。
20-コブシ(辛夷)
コブシ林前の遊歩道から撮影した写真です。
21-モクレン(木蓮)
=以上=