チラシ全戸配布の方法 ~三田市富士が丘の事例~
以下は、ボランティア団体「ささえあいふじ」が、三田市富士が丘にて活動の利用案内チラシを全戸配布した経験情報です。
他団体や他地域でのイベント等のチラシ全戸配布の際にお役に立てば幸いです。
1-地域の戸数の調べ方
*情報源としては、三田市HPで公開されている統計情報の「人口および世帯数」を使用しました。
*上記情報は毎年6月に公開されていますが、戸数は掲載がありません。
*下記は令和6年度の情報です。
人口及び世帯数(令和6年度)/三田市ホームページ (sanda.lg.jp)
*戸数は、令和元年にGoogle地図の航空写真から読み取りましたが、その後のチラシ全戸配布でチラシ不足が発生していないため、令和6年までそのまま使用しています。
*Google地図の航空写真には家屋が写っているのに、図には家屋が記載されていないケースがまれにあります。
*集合住宅の戸数は、マンション名でネット検索して調べました。
*ささえあいふじが全戸配布するに至った理由は下記投稿をご覧ください。
★2022年 8月 14日(日)投稿
ボランティアのチラシ配布経験談 ~富士が丘全戸配布・フラワータウン全域配布~
2-エクセル・ワークシート「富士が丘・チラシ全戸配布計画(サンプル)」の使用方法
★上記FILEをダウンロードしてパソコンに取り込んでご利用ください。
①富士が丘の住所のひとつの番(番地)は周囲を道で囲まれて独立しており、すべての住戸が道に面しているので配布しやすいです。
②番号が連続する番(番地)は隣り合っていることが多いので、配布作業者にはできるだけ連続した番(番地)を割り当てます。
③ワークシートを利用して配布作業者ごとに番(番地)を割り当てます。
④実際には作業者名は、敬称なしで姓のみを記入しています。
⑤各作業者には、配布対象戸数+10枚のチラシを渡しています。これは間違って2枚同時に投函するケースなどがあるためです。
⑥裏面は参考情報なのでなくても差し支えありません。
3-配布用地図の用意
【注】赤線などを記入した具体的地図は、著作権に触れる恐れがあるため掲載していません。
①パソコン画面に配布地域のGoogle地図を表示します。
②「三田市富士が丘1丁目」などと、正確な住所で地図を検索すると、他の丁目との境界が赤い破線で表示されるのでわかりやすいです。
③丁目全体が1画面に表示できる場合もあれば、複数画面に分けて表示する方が見やすい場合もあります。
④個々の住宅がわかる状態で、特定の住宅を右クリックして表示されたリストの「この場所について」を左クリックすると住所が表示されます。
別の方法は、個々の住宅がわかる状態で、特定の住宅を左クリックして、もう一度左クリックすると住所が表示されます。
(どちらの方法も、住所が正常に表示されない場合は、各戸の表示を大きくしてクリックしてみてください)
⑤見やすいサイズにして(縮尺を変更する)、地図をプリンターで印刷します。
⑥印刷した地図に赤色サインペンなどで番(番地)の数字を記入します。
⑦1人の配布担当者が担当する番(番地)のかたまりの外側を赤線で囲んでわかりやすく表示します。
⑧全部の丁目・番(番地)について、上記手順を繰り返します。
★各丁目自治会の年次総会資料などに含まれている地図は、正確に地図に従っていないこと、その丁目分しか記載されていないことから全戸配布には利用しにくいです。
Google地図は実際の各戸の配置に即しており、隣接丁目も記載されていることから、丁目をまたがって配布する際にも便利です。
4-配布時の注意
①チラシが濡れると読んでもらえなくなるため、雨天時は配布作業をしていません。
②猛暑や厳寒の季節は配布を先延ばしするなど、気象状況を考えて配布します。安全第一です。
③次のお宅にはチラシを配布していません。
・「チラシお断り」の表示がある。
・郵便受けから郵便やチラシなどがあふれている。
・投函口がガムテープなどでふさがれている。
・郵便受けが破損している。
・郵便受けが見当たらない。
・郵便受けが門内にあり、門に「猛犬注意」の表示がある。
★チラシ枚数の数え方は次の投稿をご覧ください。
下記の方法でチラシを数えると、2000枚程度のチラシなら短時間で仕分けることができます。
2022年 8月 6日(土)投稿
本件の問合せ先:090-8522-1843 前田
=以上=