牧野富太郎博士ゆかりのノジギク群生地 ~大塩町のじぎく公園~
■大塩のじぎくの里公園(兵庫県姫路市大塩町)
・ノジギク(野路菊)は牧野富太郎博士によって発見・命名されました。その後、牧野博士が大塩で大群落を発見し「日本一の群落」と報告しました。現在は数が減っていますが、地元で保護・育成されています。ノジギクは兵庫県の県花です。
・令和5年11月19日(日)に、大塩のじぎくの里公園や日笠山連山を訪れたときの記録をご紹介します。
・日笠山連山の稜線は姫路市と高砂市の境界になっています。
・日笠山の読みは、地元の公共機関のHPを見ると、ひかさやま、ひがさやまの両方があります。
【歩行ルート】
・当日の歩行ルートは、山陽電車・大塩駅→天満宮跡→馬坂峠入口→大塩のじぎくの里公園→(この間は狭い道が入り組んでいるので、GPS登山アプリYAMAPを見ながら歩きました)→日笠山のじぎく園→日笠山頂上(62m)→日笠山連山縦走→馬坂峠→大塩のじぎくの里公園→大塩駅です。歩行距離は約5km。所要時間は約3.5時間(休憩・昼食を含む)。
・日笠山連山縦走中に、ノジギクの群落はありませんでした。
・2009年12月に行ったときは縦走ルート中の夫婦岩の付近にたくさん咲いていたのですが、今回、地元の方に聞くと「今は、縦走ルートにノジギク群落はない」ということでした。縦走ルートは展望もありません。
・縦走ルートは標高100m未満のピークが3つあります。低山ですが、急坂が多い上に落葉が多くて滑りやすいので要注意です。筆者は登山靴を履いてストックを持ちました。縦走中にすれ違った数十名の団体は全員スニーカーでした。
★大塩のじぎくの里公園
大塩のじぎくの里公園 | 姫路市 (himeji.lg.jp)
★地図
・真ん中の+印が大塩のじぎくの里公園です。
・+印の上の92m標高点のすぐ左上(道の交差点)が馬坂峠です。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2023/11/19撮影)
・パソコンよりもスマホの方が画素密度が高いためきれいに見えます。
①~③山陽電車・大塩駅前の大塩天満宮跡のノジギク
④~⑤馬坂峠の登り口に咲くノジギク
【大塩のじぎくの里公園】
⑥~⑧大塩のじぎくの里公園
・花壇に多数のノジギクが咲いていました。花は白色が多いですが黄色もありました。
⑨団体の見学者
・大塩のじぎくの里公園には多数の団体客が来ていました。写真に写っているのはその一部です。
・後方の山は日笠山連山の一部です。
⑩黄色のノジギク
⑪説明板
⑫大塩のじぎくの里公園
・中段の右に大塩のじぎくの里公園があります。
・池は大池、後方の山は日笠山連山の一部です。
【日笠山のじぎく園】
⑬日笠山の頂上手前にあるノジギク園・入口付近
⑭~⑮咲き誇るノジギク
⑯山頂の説明板
⑰日笠山の頂上
・混んでなければ駐車可能です。
⑱頂上から見える瀬戸内海
・後方の島は家島諸島です。
・中段の建物は姫路大学で、以前は付近一帯は広大な塩田でした。
【馬坂峠の最高所付近】
⑲~㉑馬坂峠に咲くノジギク
=以上=