西宮市・甲山湿原観察園 ~サギソウ、サワギキョウ咲く~
■甲山湿原観察園(かぶとやましつげん かんさつえん、兵庫県西宮市甲山町)
・令和5年9月1日(金)にサギソウ(鷺草)の花を見に行ったときの記録です。
・甲山周辺には多くの湿原がありますが、一般人は立入禁止です。
・一般人向けに小さい観察園が設けられていて、サギソウが咲いたとの新聞記事を見たので訪れたものです。10輪のサギソウの花が咲いていました。
・観察園のよいところは、面積が小さいので花の写真が撮りやすいことです。
・強力な望遠レンズやズームレンズがなくても問題ありません。
・筆者の撮影時には花が近すぎてピントが合わないことが多く、離れた地点から接写モードで撮影しました(筆者は遠隔接写と呼んでいます)。
【参照サイト】甲山湿原観察園の場所については、次のサイトをご覧ください。
生物保護地区(甲山湿原)について|西宮市ホームページ (nishi.or.jp)
・今回は、歩行距離が短く、標高差も小さくなるよう次のルートで往復しました。
*阪急・仁川駅→(阪急バス)→仁川植物園前バス停→(徒歩・五ヶ池ピクニックロード)→なかよし池入口付近の山道入口→甲山湿原観察園。
*帰りに甲山自然の家まで登り、東面・北面のすばらしい展望を楽しみました。
・GPS登山アプリYAMAPの記録では歩行距離の合計は3.2km、標高差は約105mでした。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2023/09/01撮影)
・パソコンよりもスマホの方が画素密度が高いためきれいに見えます。
・サギソウの写真はトリミングしていません。
①阪急・仁川(にがわ)駅前の歩道橋から撮影
・中段左の大きく見える山が甲山(かぶとやま、309m)です。
・上段の真ん中に六甲主稜上の大平山(おおひらやま、681m)の電波塔が見えています。
・中段から下の家並は仁川高丸などの住宅です。
②仁川駅前のバス停
・仁川高丸方面行き(仁川循環)バスに乗ります。仁川台方面行きのバスもあるので間違えないでください。
・道が狭いので、阪急バスのマイクロバスが走っています。
・仁川植物園前バス停で下車します。
【注】バス停名は仁川植物園前ですが、仁川高丸の住宅地内にバス停があります(写真㉗参照)。バス停から五ヶ池ピクニックロードを少し進んだ地点にあった仁川植物園はすでに廃園になっています。跡地は仁川市民緑地になっていてトイレがあります。
③五ヶ池ピクニックロード
・日曜・祝日以外は車が通るので気を付けてください。
・非常に暑かったので、折り畳み傘を差して歩きました。
④五ヶ池
・後方に大平山の電波塔が見えています。
⑤甲山橋から見た仁川・広河原
・茂みの向こうに広い河原が広がっています。
⑥山道入口(この山道は、地理院地図に記載がありません)
・甲山橋を過ぎた地点の左側に甲山なかよし池への案内板があります(写真の奥に甲山橋があります)。
・上記案内板の少し手前右側(山側)に入口があります。案内板はありません。
⑦分岐
・山道入口から少し登ると写真の分岐に出ます。
・山道を登って来ると、写真の右側から分岐に出て来ます。分岐を右へ進むと甲山湿原観察園へ行けます。
⑧甲山湿原観察園入口
・右手のゲートを開けて入り、ゲートのロックをかけておきます。
⑨甲山湿原観察園
・中央部が湿原です。
⑩~⑫サギソウ(鷺草)
⑬サワギキョウ(沢桔梗)
⑭説明板
⑮説明板側から見た甲山湿原観察園
⑯ミズギボウシ(水擬宝珠)
⑰シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
⑱~⑳サギソウ
㉑?
㉒ヌマトラノオ(沼虎ノ尾)?
㉓~㉔甲山第三湿原
・立入禁止なので外から撮りました。
㉕甲山山の家の東から見た東面の風景
・上段中央のやや右に千里中央の2棟の高層ビルがあり、その右下に大阪国際空港があります。
・下は甲山第一湿原です。
㉖大阪国際空港の管制塔
・肉眼では見えないので心眼で撮ったところ、ほぼ中央に管制塔が写っていました。
㉗仁川植物園前バス停(帰路に撮影)
・右奥へ進むと五ヶ池ピクニックロードがあります。
=以上=