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(富士が丘、上深田、池尻)

2023年 1月 6日 金曜日

中山寺の初詣(後編) ~日本最初の厄神明王を祀る奥之院~


投稿者:ささえあいふじ

■中山寺(なかやまでら、兵庫県宝塚市中山寺2丁目)

・令和5年1月4日(水)に大本山中山寺へ初詣に行ったところ、年初とあってたくさんの人が訪れていました。

・初詣の様子を前編と後編に分けてご紹介します。

・前編は中山寺参拝と、奥之院への道の途中までの記録です。

・前編には、華やかな中山寺の初詣風景や、途中で遭遇したソウシチョウの写真が含まれています。

・後編は、その後の道中や奥之院の風景、さらに下山までの記録です。

 

 

 

★中山寺HP

大本山 中山寺|安産祈願・子授祈願|兵庫県宝塚市のお寺 (nakayamadera.or.jp)

・中山寺は古刹にして巨刹なので、由緒や堂塔伽藍その他の説明はホームページをご覧ください。

 

 

 

 

■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2023/01/04撮影)

 

【前編から続く】

 

①奥之院への山道(七丁の手前)

・歩きやすい道です。

 

②七丁の丁石

・中央に石仏が小さく写っています。

 

③九丁の石段

・つまづいたり踏み外すと危険です。杖やストックがあると助かります。

 

④十丁の手前の急で長い石段

 

⑤十丁の夫婦岩園地からの展望

・大阪の高層ビル群が見えています。

・上段の右端は、ビルとしては日本一の高さ300mを誇るあべのハルカスです。

 

⑥十丁の夫婦岩園地からの展望

・大阪国際空港(伊丹空港)が見えています。

・後は生駒山(いこまやま、642m)です。

 

⑦夫婦岩

 

⑧十二丁の丁石を過ぎたところ

 

⑨奥之院と中山最高峰への分岐

・十四丁の丁石の手前です。

・中山最高峰へは奥之院経由でも行けます。

 

⑩六地蔵

・赤い前掛けに地蔵菩薩と書かれています。

 

⑪厄神明王聖徳太子御修法地

・岩の上部に不動明王像が見えています。

・そばに十七丁の丁石があります。

・中山寺奥之院には日本最初の厄神明王が祀られています。

 

⑫~⑭宇多天皇御自彫天神

・石碑には「宇多天皇御自彫天神」と刻まれていますが、説明がなく、ネットで調べても由来がわかりませんでした。

・菅原道真は宇多天皇に重用され右大臣にまで昇りつめますが、藤原氏の讒言により太宰府に左遷され失意のうちに亡くなります。その直後から、藤原氏の跡継ぎが立て続けに早死にし、都に天変地異が続発します。これが菅原道真の祟りと考えられ天神として祭られました。

・したがって、宇多天皇が天神像を彫られても不思議ではありませんが、その天神像がなぜ中山の山中にあるのかがわかりません。

・大岩の表面に衣冠束帯姿の公卿らしい人物が彫られています。

 

⑮奥之院の手前

 

⑯奥之院の厄神明王の扁額

・中山寺奥之院には日本最初の厄神明王が祀られています。

 

⑰大悲水

・諸疫を祓うご利益があるとして持ち帰る人が多いそうです(生水のままでは飲めません)。

 

⑱奥之院

・奥之院は中山寺開創の地です。

 

 

【以下の写真は下山時に撮影】

⑲「是より東南放生地」の碑と石仏

・付近は谷側が切れ落ちているので要注意です。

 

⑳夫婦岩園地からの展望

・太陽の位置が変化して山並が見えやすくなっていました。

・中段左は大阪駅周辺の高層ビル群で、その後ろの二瘤の山は二上山(にじょうさん、517m)です。

 

㉑夫婦岩園地からの展望

・中段左にあべのハルカスが見えます。

・後方の山は、左が葛城山(かつらぎさん、959m)、右が金剛山(こんごうさん、1125m)です。

 

㉒二丁の丁石

・道標や登山の注意等があります。

 

前編へは次をクリックしてください。

中山寺の初詣(前編) ~中山寺の中心部~

=以上=