富士が丘・夏の陣 ~草取り奮戦記~
■ささえあいふじの草取り(2022年7~8月)
・猛暑下の草取り方法について試行錯誤した結果、作業負荷の軽減と熱中症防止の面でようやく一定の結論に至りましたのでご紹介します。
・さらによい方法があれば変更します。
・ささえあいふじは兵庫県三田市富士が丘の高齢者生活支援ボランティア団体です。
熱中症の予防については次の記事もご覧ください。
★暑くて人も機械もバテる ~熱中症に注意!!~
https://sanda-fujigaoka.com/2022/08/01/19125
■参考写真(写真をクリックすると画面一杯程度まで拡大表示できます。撮影日は2022年7~8月)
①~④草取り風景
・高齢者ですが皆元気です。
⑤⑥草取り実施前後の比較(その1)
・長く伸びた草がなくなりました。
⑦⑧草取り実施前後の比較(その2)
・遊歩道脇の草も希望があれば除去しています。
⑨⑩草取り実施前後の比較(その3)
・長い草を取りました。
⑪⑫草取り実施前後の比較(その4)
・見違えるようにきれいになりました。
⑬熱中症計(別名:暑さ指数計、WBGT計)
・熱中症計は、戸外で黒球が直射日光に当たるように設置します(写真参照)。
・黒球は日射や輻射熱を測定するものです。
⑭熱中症計(別名:暑さ指数計、WBGT計)
・WBGTの右側の数値23℃が暑さ指数(WBGT)です。
・このときは湿度が低く風があったので、気温の割にWBGTは低かったです(08/29 10時頃の実測値)。
・同時刻の三田アメダス測定地点のWBGTは27℃でした。
★★熱中症予防策★★
猛暑のときは、熱中症にならないように注意する必要があります。
このため、ささえあいふじでは「8時作業開始、多人数・短時間方式」をとっており、次の対策を実施しています。
【対策1】 作業開始を午前8時とする。
・経験的に、午前10時頃までは暑さ指数が27℃以下であることが多いです。
【対策2】 熱中症防止と疲労防止のため、作業時間は2時間を目途とする。
・作業日の間隔は数日以上、空けるようにしています。
【対策3】 作業時間短縮のため作業者を多くする。
【対策4】 作業途中で約1時間ごとに休憩を取り、水分を補給する。
【対策5】 熱中症計(別名:暑さ指数計、WBGT計)を使用して作業場所の暑さ指数を測定する。
・暑さ指数(WBGT)は環境によって変動するため、現地で測定することが重要です。
・作業場所の暑さ指数が27℃に達すれば作業を中止します。
・27℃は警戒レベルの最高値で、28℃は厳重警戒レベルです。
・27℃はささえあいふじ独自で決めた数値で、かなり余裕を見込んでいます。
★暑さ指数の意味と対応は次のサイトをご覧ください。
環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数とは? (env.go.jp)
=以上=