第2回古墳ウオーク 今なお残る1500年前の田んぼ(見学)
第2回ウオークは古墳時代から今なお三田市大原地区に残る条里制の田んぼの見学です。
(第22回フラワータウンカレッジ「古代の三田」令和2年11月)で説明があった条里制の田の見学です。
■ウオークコース
富士が丘コミセン⇒大原地区⇒大歳神社(大原)⇒武庫川沿い⇒富士が丘
徒歩数:約20,000歩
■大原地区の長地形の田んぼ見学
■条里制の田の区画
飛鳥時代に制定された田んぼには大化の改新前(古墳時代)の長地形と大化の改新後の半折形の2種類の区画がある。
長地形:109m四方を10分割(10反、段) 半折形:109m四方を2分割し更にそれらを5分割(計10反、段)
公地公民制、班田収授の法では6才になると男子:2反(段)、女子:1反と2/3反(段)を貸与される。
税金は30%他布、特産品、労働力提供等。
古墳時代から今なお1500年続く非常に珍しい田の区画です。
地名から大原氏が管理していたと思われる。
大原氏は渡来系のフミヒト系氏族(漢字による文書作成に秀でた集団)であり有馬郡の米、特産品等の倉の管理(帳簿作成)を行っていたものと思える。
■大歳神社(大原)兵庫県重要文化財
神殿は春日造
昼食は武庫川河川敷で弁当でした。
以上