富士が丘から有馬富士 ~秋色漫歩~
■秋色漫歩
令和2年9月29日(火)に兵庫県三田市富士が丘から有馬富士まで歩いて往復したときの記録をご紹介します。三田はまさに秋たけなわでした。動植物を含め、三田の豊かな自然をお楽しみください。
富士が丘からは往復で、歩行距離約18km、所要時間約7時間でした。カメラをぶら下げ景色を眺めながらの漫歩ですので、時間は長くかかっています。
■有馬富士登山
有馬富士(ありまふじ、374m)は低山ですが、登山ガイドブックには「中級以上の登山経験が必要」に分類されており、険しい山なので注意が必要です。なめてかかると危険です。
次の記事もご覧ください。
★有馬富士 ~山登り編~
https://sanda-fujigaoka.com/2020/04/17/11838
★有馬富士 ~頂上からの展望編~
https://sanda-fujigaoka.com/2020/04/18/11872
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/09/29撮影)
< >内は撮影場所です。
①<上深田>実る稲穂とヒガンバナ
②<上深田>有馬富士遠望
余談ですが、右下の民家2軒の屋根に避雷針が立っています。筆者は三田市転入時に、避雷針のある民家が多いことに驚きました。すぐに地元の方に聞いたところ、「以前はあったが、ニュータウンができてから落雷がなくなった」ということでした。大規模ニュータウンができて気候が変わったのでしょうか。英語でサンダー(thunder)は雷なので、三田は雷に縁があるのかもしれません。
③<上深田>民家の庭先の柿の木
④<上深田>民家近くの栗の木
⑤<武庫川>カワウ(川鵜)
⑥<武庫川>カワウの群れ
【カワウが群れている理由】
筆者の推測では、群れの左手の水面の色が濃くなっている部分は深いこと、左から支流が流入している(写真⑨参照)ことから、餌となる魚が多いためではないかと思います。
⑦<武庫川>写真⑥のズームアッフ゜
ウ(鵜)なので、烏合の衆ではありません。
⑧<武庫川>シラサギ(白鷺)
シラサギという名の鳥はいないそうで、正しくはダイサギ(大鷺)です。
⑨<武庫川>カワウの群れを後ろから撮った写真です。
⑩~⑪<福島>ヒガンバナ
⑫<福島>大池川
有馬富士公園の福島大池から流れ出る大池川です。川の左右に水路があり、すぐ上流の分水工で分けられた水が流れます。
⑬<福島>大池川の分水工
左上から流入する水は、ここで写真の奥・右・手前の3方向に分けられます。写真の中央左下のコンクリート上にある木板が堰止め板です。
⑭<福島>ハイキングルート
有馬富士公園のパンフレットにハイキングルートとして記載されている道ですが、ハイキング専用ではなく農作業の軽トラックなども通ります。左は大池川です。
⑮~⑯<福島>アケビ(木通)の実
大池川沿いにアケビがたくさん生っていました。1枚目の写真では熟れてパックリ割れています。2枚目の写真では多数の実が生っていますが、薄暗い中で撮ったためブレています。
⑰<有馬富士公園>アケビの実
⑱<有馬富士公園>ヒガンバナの群生
⑲<有馬富士>ハギ
⑳<有馬富士>ガマズミの実
㉑<有馬富士>わんぱく砦の岩場から見た六甲山地
㉒<有馬富士>有馬富士(374m)の山頂
標識の右にある四角柱が三角点標石です。
㉓<有馬富士>北側の樹間から見えた三国ヶ嶽
三国ヶ嶽(みくにがたけ、698m)は三田・丹波篠山市境に位置する三田市最高峰です。
㉔<有馬富士>山頂から見たフラワータウン方面
後方の山並は丹生(たんじょう)山系です。手前は福島大池です。
㉕<有馬富士>団栗
頭上からときどき団栗が落ちて来ました。
㉖<有馬富士>ツルリンドウ(蔓竜胆)
小さい可憐な花です。草が一面に茂っている中で偶然見つけました。
㉗~㉘<有馬富士公園>アケビ
2枚の写真は別々の木を撮ったものです。2枚目の写真では6個の実が縦につながっていますが、実の形状がアケビとは少し異なるので、ムベ(郁子)なのかもしれません。
㉙<武庫川>ダイサギ(17:10撮影)
帰路に瀬戸橋から見たダイサギです。カワウはすでにいなくなっていましたが、ダイサギはあちらこちらで活動中でした。
㉚<武庫川>ダイサギとコサギ(17:13撮影)
左はダイサギ、右の2羽はコサギのようです。
=以上=