立夏6日後のブイブイの森 ~命あふれる森~
■立夏の6日後に、立夏とほぼ同じ道を歩いたところ、咲く花が変わり、虫や鳥の活動が活発になっていました。
野鳥(キビタキ?)が毛虫をくわえている姿がたまたま撮れました。
この時期に森を歩く場合は、虫害防止のため、帽子をかぶって、長そで長ズボンを着用し、首にタオルを巻く必要があります。今回気が付くと毛虫が筆者の手の甲を這っていることが2度ありました(立夏の日も2度ありました)。小さい毛虫なので息で吹き飛ばして、特に被害はありませんでした。できれば軍手を付けるとよいです。
■「虫こぶ」のその後
前回写真に撮った虫こぶの他に、新たに見つけた虫こぶを撮りました。わかってみると、結構たくさんの虫こぶがありました。
今回撮った虫こぶの写真は、参考写真の最後にまとめてあります。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/05/12撮影)
1-トチノキ(栃の木)
富士が丘のなでしこ橋から撮った街路樹の花です。
2-県道95号線(灘三田線)
街路樹が新緑になり、中央分離帯などにツツジが咲き、その先に高層住宅群がある美しい都市景観です(マロニエ橋から東方向を撮影)。
3-ニセアカシア<和名:ハリエンジュ(針槐)>
県道95号線の弥生が丘側法面に群生するニセアカシアです。白い花が一面に咲いて見事です(マロニエ橋から撮影)。
4-ニセアカシア
5-ベニバナトチノキ(紅花栃の木)
マロニエ橋の弥生が丘側のたもとに咲いていました。
6-ニセアカシア
弥生が丘4丁目児童公園付近の山道沿いに多数咲いていました。
7-キビタキ?
山林内を歩いていると、鳥が飛来して鳴きながら周辺を飛び回りました。口に餌らしいものをくわえています。人がいると普通は逃げていくのですが逃げません。どうも近くに巣があるようです。
目的の場所へ行って戻る際にこの場所に来ると、鳥が2羽いて激しく鳴くので、鳥の写真を撮って通り過ぎました。
薄暗い場所で撮ったため、鳥の色がはっきりしません。キビタキのメスのようですが、よくわかりません。毛虫らしいものをくわえています。
今の季節は毛虫などが大量に発生しているので、鳥が子育てするには最高の環境です。
8-モチツツジ(餅躑躅)
9-コナラ(小楢)の株立
一つの根から9本の幹が出ている株立のコナラです。この木の周辺で虫こぶを2つ見つけました。
弥生が丘こみち、狭間が丘こみち、ブイブイの森には株立のコナラがたくさんあります。
10-ギンラン? (銀蘭?)
よくわかりませんがギンランのようです。
11-ツクバネウツギ(衝羽根空木)
12-モチツツジ
中央右の花に大きいアブのような虫が止まっています。
13-ツリバナ(吊花)
14-ニセアカシア
狭間が丘こみちからブイブイの森へ向かう途中に多数のニセアカシアが咲いていました。日光が当たると純白の花がきれいです。
15-タケノコ
ブイブイの森の展望所付近のタケノコです。
16-ホオジロ(頬白)
さつき橋付近の電線に止まっていたホオジロです。きれいな声でさえずっていました。
★★★以下は「虫こぶ」の写真です★★★
虫こぶの名前は「コナラメリンゴフシ」で、コナラの芽にできたリンゴのような虫こぶを意味します。
17-弥生が丘こみち沿いの虫こぶです。
18-写真9の株立コナラ周辺の虫こぶで白色です。
19-写真9の株立ちコナラ周辺の虫こぶで、普通の虫こぶの半分以下の大きさです。中の虫の成長が止まっているのかもしれません。
20-ブイブイの森の虫こぶです。前回の写真と比べると表面が傷んでいるようです。
21-ブイブイの森の虫こぶです。毛虫が虫こぶをかじっている場面が写っています。
=以上=