六甲高山植物園 ~天涯の花が咲く頃~
■六甲高山植物園へ出かけました。目当てはキレンゲショウマ(黄蓮華升麻)の花です。キレンゲショウマは、深山に咲く希少な花で四国の剣山(つるぎさん、1955m)に日本一の群落があり、宮尾登美子の小説『天涯の花』でも有名です。
実はキレンゲショウマの群生地が六甲高山植物園にあります。園内に複数の群生地があり、栽培されているものでは国内最大ということです。最初に見たときは、その規模の大きさに驚きました。
2019/08/09に六甲高山植物園へ行ったところ、キレンゲショウマが咲いていました。他にもヤマユリ、オニユリ、コオニユリなどがきれいに咲いていました。
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2019/08/09撮影)
1~4-キレンゲショウマ
最初の写真は建物前の斜面一面に点々と、キレンゲショウマの花や蕾があります。斜面全体がキレンゲショウマの群落です。園内の他の場所にも群落があります。
5-池
真ん中左の木橋はプリンスブリッジで、1958/10/29に明仁皇太子殿下(現上皇陛下)が渡り初めされたことを記念して名付けられました。橋は現在3代目です。
6~7-ヤマユリ
ヤマユリの花は直径が20cm強もあります。
8-ウバユリ
9-オニユリ
葉の付け根に黒いムカゴが付いているので、これはコオニユリではなくオニユリですね。他にコオニユリもたくさん咲いていました。
10-フシグロセンノウ
11-ナツズイセン
12-ヤマハハコ
=以上=