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(富士が丘、上深田、池尻)

2019年 6月 23日 日曜日

熱中症計(WBGT計)の使用例


投稿者:ささえあいふじ

三田市の暑さ指数(WBGT)は環境省の熱中症予防情報サイトでわかりますが、暑さ指数は環境によって変わるので、自分が現在いる地点の暑さ指数を知るには熱中症計で測定する必要があります。

先日の草取り作業での携帯型熱中症計の使用例をお知らせします。

※WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature

 

【作業経過】

作業当日は、作業実施を決めた2日前時点の天気予報とは異なり、晴天で強烈な太陽が照り付けていました。作業者は元気な高齢者4人。

黒球付熱中症計は直射日光に当たる状態で設置。

作業経過は次のとおりです。

-09:00 草取り作業開始

-09:40 給水休憩

-10:30 WBGTが27℃に達したため作業を打ち切り

(28℃以上は厳重警戒レベル)

※打ち切りについて、草取りのベテランの中で反対する人はいませんでした。感覚的には非常に暑かったです。

 

 

【熱中症計】

次の携帯型黒球付熱中症計を使用しました。

http://www.necchu-sho.com/product/heatstroke17.html

 

最近は多数の携帯型熱中症計が販売されていますが、少し高価でも日射や輻射熱の測定ができる黒球付きがよいです。

JIS B 7922準拠製品が数千円~1万円程度で販売されています。

 

関西サッカーリーグのサイトに、熱中症計の指定機器が記載されています。

http://kansaisl.jp/20170628_1

 

 

【スポーツと熱中症計】

サッカーはFIFAをはじめ、暑さ指数(WBGT)を基準にして合理的に対応するようになっています。

熱中症による悲劇を避けるためにも、夏場における一般の青少年・成人のスポーツイベントやレクリエーションイベントでは、グラウンド・体育館を問わず、現地に熱中症計を持ち込んで暑さ指数を確認することが重要と思います。