
乗鞍岳クマ襲撃事件 ~2009年に乗鞍岳畳平周辺で発生した大事件~
■乗鞍岳クマ襲撃事件とは
①2009年9月19日(土)に岐阜・長野県境に位置する乗鞍岳山頂部の畳平周辺で、ツキノワグマ襲撃により重軽傷者10名が発生した事件です。畳平にはバスターミナル、土産物店、宿泊施設などがあります。
日本国内では、重軽傷者10名にも及ぶ類似のツキノワグマによる事件は過去に例がありませんが、多数の人が集まりクマ襲撃の恐れがある場所や施設では未然防止を考え準備しておく必要があります。
②何らかの原因でパニックに陥った一頭のクマが次々に登山者を襲ったものと推定されています。
③畳平はクマ生息地に囲まれていながら、それまで事件がなかったことから、クマ対策が取られていなかったそうです。
④最終的には、駆け付けた地元猟友会員によってクマは射殺されました。
⑤Wikipediaによれば、事件後、地元の観光協会と岐阜県、高山市が毎年合同でクマ対策会議を開催し、その年の事故報告や対策などが話し合われている他、岐阜県による周辺地域の巡回パトロールも開始されました。
■事件の資料
②クマが観光客を襲った…負傷者多数の「乗鞍岳バスターミナル襲撃事件」の教訓(羽根田 治) | 現代ビジネス | 講談社
③奇跡体験!アンビリバボー:実録!恐怖のクマSP 観光地を襲う前代未聞の惨劇 – フジテレビ
④【修羅場】怒号と悲鳴、無知と地形が生んだ惨劇 2009年9月 乗鞍岳クマ襲撃事件【地形図とアニメで解説】 – YouTube
・クマ撃退スプレーの説明が含まれています。事件発生時に畳平にクマ撃退スプレーが置いてあれば、事件はもっと早く解決した可能性があります。
・視聴時間 22分38秒
=以上=