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(富士が丘、上深田、池尻)

2023年 12月 11日 月曜日

姫路市・男山 ~姫路城を守る男山八幡宮~


投稿者:ささえあいふじ

■男山(おとこやま、兵庫県姫路市山野井町)

*令和5年12月8日(金)に好古園に続いて男山に登りましたので、記録をご紹介します。

*男山(59m)は、姫路城が聳える姫山(46m)と対をなす山で、姫路城の北西に位置します。

*男山の山頂直下に男山八幡宮(姫路城の鎮守社)が鎮座しています。

*男山山頂部は男山配水池公園になっており、姫路城をはじめ展望が素晴らしいです。

 

 

 

【好古園から男山へ】

*好古園の西から船場川沿いに千姫の小径を北東へ進みます。

*東西方向の車道に出合ったら西へ進みます。

*ほどなく右手に男山への登り口が見えます。

 

 

★男山八幡宮の紹介サイト

男山八幡宮 – 男山神社総代会 (otokoyama-himeji.com)

・当サイトの最下段に、千姫天満宮、水尾神社へのリンクがあります。

 

★男山配水池公園の紹介サイト

⑥男山配水池公園(山頂)・世界遺産姫路城十景 -姫路城観光おすすめ・見どころ案内 (castle-himeji.com)

 

 

 

■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2023/12/08撮影)

・パソコンよりもスマホの方が画素密度が高いためきれいに見えます。

 

①千姫の小径の入口付近

・真ん中の道が千姫の小径、右が姫路城の堀、左が船場川です。

 

②千姫の小径

・モミジの並木

 

③鷺の清水(さぎのしみず)付近から見た男山

 

④鷺の清水

・古くからある名水で茶の湯にも利用されたそうです。

・写真の建物内の井戸から今も湧き出ています。

 

⑤男山の登り口(急な階段)

・平坦な道の先に男山南側の石段下部が見えています。

 

⑥石段の全容

【石段の詳細】

・直登する急峻な石段で198段あります(197段となっている資料あり)。

・ネットの国土地理院地図から読み取ると、石段部分の水平距離は67.0m、標高差は40.3mでした。

・計算すると石段の傾斜は31.0度になり、石段がなければ簡単には登れません。

・しっかりした手すりがあるので、上り下りの助けになります。

・トレーニングのためか、石段を上り下りする人が多いですが、中には走って上り下りする人もいます。

★急な石段を登りたくない場合は、水尾神社・崇敬会館横のゆるやかな石段利用がおすすめです。

【注意】石段を上り下り中に転倒・落下すると重大事故になる恐れがあります。

 

⑦石段の上部

 

⑧水尾(みずお)神社の入口

・見えている建物は水尾神社の崇敬会館であるようです。

・その左に千姫天満宮、男山八幡宮、男山配水池公園などへ登る緩やかな石段があります。

 

⑨水尾神社の社殿

・右に急な直登石段が見えています。

 

⑩緩やかな石段

・男山八幡宮までの段数が148段あり、往復で296段なので「不苦労の階段」であるという説明が右下にあります。

 

⑪千姫天満宮

 

⑫男山八幡宮の説明板

 

⑬男山八幡宮の拝殿

 

⑭男山八幡宮の全景

・左から、拝殿、幣殿、本殿です。

 

⑮男山の頂上から見た姫路城天守閣

・間近に城があるのですが、残念ながら黄砂で霞んでいました。

 

⑯男山の頂上部

・配水池の上部は開放されていて、歩き回って景色を楽しむことができます。

 

⑰男山の北側の石段(下から見上げた写真です)

・南側ほどではありませんが、かなり急な石段です。

 

 

■播磨国風土記の十四丘伝説

・飾磨郡の項に次の記述があります。

・大汝命(おおなむちのみこと)の息子の火明命(ほあかりのみこと)は、性質も行動もよくなかったので、父神は息子を捨てようとしました。そこで、船を因達神山(いだてのかみやま)につけて息子を水汲みに行かせ、その隙に船を出してしまいました。この時代には現在の姫路市一帯は海でした。

・水汲みから戻った火明命は、置き去りにされたことを知って大変怒り、激しい風波を起こしてついには船を破壊してしまいました。

このとき落ちた積荷が、十四の丘になったそうです。

・十四丘には、姫路城のある姫山とその近くの男山、仏舎利塔のある名古山などが含まれますが、よくわからない山もあります。

・因達神山は現在の八丈岩山であると言われています。

★十四丘のうちの箱丘(筥丘)が現在の男山であると言われています。

 

=以上=