ほぼ皆既に近い部分月食 ~日本では140年振りの現象~
■令和3年(2021年)11月19日の部分月食
・月食の最大食分が0.978で、月の直径の97.8%が陰になる珍しい月食ということなので観察に出かけました。
・愛用のコンパクトデジカメ(NIKON COOLPIX B500, 光学40倍ズーム)で撮った写真をご紹介します。
・前半は手持ち撮影で少々見苦しいですがご容赦ください。
★参考情報
11月19日は部分月食(2021年11月) | 国立天文台(NAOJ)
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2021/11/19撮影)
・撮影場所
17:00~18:20 三田市弥生が丘4丁目児童公園(手持ち撮影)
18:45~19:50 三田市富士が丘4丁目(三脚使用)
※三脚を使うと、月が昇る速度の速さがよくわかり驚きました。
・月食の予定時刻(国立天文台 > 暦計算室 > こよみの計算 >から三田市のデータを参照しました)
16:18 部分食の始め
16:49 月の出
方位66.9度。時刻・方位は地平線が基準のため、実際には多少ずれます。
18:02 食の最大
19:47 部分食の終り
・写真の見出しの後は撮影時刻です。
①部分食の月の出(17:03)
・17:00に羽束山の右に月が見えました。東の空は霞んでいましたが、部分食になった半月が突然現れました。
・今回は、月食の始まりは月が地平線の下にあって見られず、月が欠けた状態で空に昇ってくる月出帯食(げつしゅつたいしょく)です。
・撮影データ 1/20 秒。 f/5 23.7 mm。ISO800
②マンションの左上に部分食の月(17:03)
・撮影データ 1/20 秒。 f/5.7 47.2 mm。ISO800
③羽束山と部分食の月(17:04)
・撮影データ 1/20 秒。 f/5.4 32.7 mm。ISO800
④マンションと部分食の月(17:06)
・撮影データ 1/13 秒。 f/6 91.2 mm。ISO800
⑤部分食の月(17:06)
・撮影データ 1/13 秒。 f/6.5 256 mm。ISO800 (ズームは光学40倍×電子1.6倍=64倍)
⑥部分食の月(17:18)
・撮影データ 1/13 秒。 f/6.5 352 mm。ISO800 (ズームは光学40倍×電子2.2倍=88倍)
⑦部分食の月(17:25)
・撮影データ 3/5 秒。 f/5.4 35.9 mm。ISO800
⑧部分食の月(18:00)
・ほぼ最大に近い食の状態ですが、シャッター速度1秒の手持ち撮影のためブレました。
・撮影データ 1 秒。 f/6.5 224 mm。ISO800 (ズームは光学40倍×電子1.4倍=56倍)
⑨部分食の月(18:51)
・撮影データ 1/100 秒。 f/6.5 352 mm。ISO800 (ズームは光学40倍×電子2.2倍=88倍)
⑩部分食の月(18:54)
・露出を変えたので陰の部分が赤黒く見えています。
・撮影データ 3/10 秒。 f/6.5 256 mm。ISO800 (ズームは光学40倍×電子1.6倍=64倍)
⑪部分食の月(19:07)
・撮影データ 1/160 秒。 f/6.5 320 mm。ISO220 (ズームは光学40倍×電子2.0倍=80倍)
⑫部分食の月(19:20)、これ以降は三脚使用
・撮影データ 1/160 秒。 f/6.5 352 mm。ISO140 (ズームは光学40倍×電子2.2倍=88倍)
⑬部分食の月(19:25)
・撮影データ 1/320 秒。 f/6.5 384 mm。ISO125 (ズームは光学40倍×電子2.4倍=96倍)
⑭部分食の月(19:28)
・撮影データ 1/250 秒。 f/6.5 320 mm。ISO125 (ズームは光学40倍×電子2.0倍=80倍)
⑮部分食の月(19:37)
・撮影データ 1/400 秒。 f/6.5 352 mm。ISO125 (ズームは光学40倍×電子2.2倍=88倍)
⑯部分食の月(19:45)
・撮影データ 1/400 秒。 f/6.5 352 mm。ISO125 (ズームは光学40倍×電子2.2倍=88倍)
⑰部分食の月(19:47)
・撮影データ 1/320 秒。 f/6.5 352 mm。ISO125 (ズームは光学40倍×電子2.2倍=88倍)
⑱部分食の月(19:50)
・予定では部分食は終っていますが、まだ少し影があります。。
・撮影データ 1/500 秒。 f/6.5 352 mm。ISO125 (ズームは光学40倍×電子2.2倍=88倍)
⑲部分食の月(19:51)
・今宵は満月です。
・撮影データ 1/160 秒。 f/6.5 256 mm。ISO160 (ズームは光学40倍×電子1.6倍=64倍)
=以上=