やしろの森公園 ~ササユリの花がいっぱい~
■兵庫県立やしろの森公園
兵庫県立ふるさとの森公園のひとつである「やしろの森公園」は、丘陵を利用した里山公園で、兵庫県加東市上久米に位置します。「やしろ」は旧町名の「社町」にちなみます。里山公園ですが低いゆるやかな丘陵地にあります。
毎年6月にはササユリ(笹百合)の花が多数咲きます。令和2年6月5日(金)に訪れましたのでご紹介します。今回は花を見て写真を撮りながらゆっくり歩き、公園内をほぼ一周しました。所要時間は約2時間30分、歩行距離は4km弱、見かけたササユリの花は約80輪でした。蕾もたくさんありました。
★やしろの森公園HP
http://www.ddknet.ne.jp/~satoyama/
■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2020/06/05撮影)
1-やしろの森入口
案内板が立っています。左上はヤマボウシ(山法師)です。
2~4-事務局棟の横
ササユリがきれいに咲いていました。蕾も多いです。写真に野鳥の餌やり台が写っています。
5~6-事務局棟の先
2枚目の写真は1枚目の右上の花をズーム撮影したもので、蕾を含めて3輪咲きです。
7-立入禁止区画の奥に咲くササユリ
遠くにある花をコンパクトデジカメの光学40倍ズームで撮影しました。
8-林床の草むらに咲くササユリ
9-ハンノキ林
中央奥付近の入口から散策道を登るとササユリがたくさん咲いていました。
10~13-林床に咲くササユリ
自然に咲くササユリは必ずしも見やすい位置に咲いているわけではありません。後ろを向いている花も多いです。
最後の写真の花は草むらに隠れるようにして咲いていたので見つけにくいです。
14~17-遊歩道沿いのササユリ
写真9のハンノキ林の奥の散策道(登り始めからしばらくは足元が悪い)から尾根の東屋までの区間はササユリが集中していました。尾根の東屋から先(東方向)の遊歩道沿いではササユリの花は見当たりませんでした。
18-車道に面した東側入口
車道沿いに歩くと駐車場に戻れます。筆者は車道を横断して、写真中央の入口から山道に入りました。この道は足元が悪いので、滑りにくいしっかりした靴がおすすめです。筆者は登山靴を履きストック(杖)を持って歩きました。
この道で長い蛇(アオダイショウ)に遭遇しました。蛇が嫌いな方もあるので、蛇の写真は末尾に添付しました。
19-途中の分岐
右へ進みました。右に進むと環境学習の森があります。
20-ネジキ(捻木)
21-環境学習の森?
広い草原に埋もれるようにしてササユリが咲いていました。筆者は10輪見つけましたが、花弁全体の写真を撮るのは困難です。草が密生しているので草原には入りませんでした。
22-水辺の東屋付近
シライトソウ(白糸草)とシソバタツナミ(紫蘇葉立浪)?が咲いていました。
23-水辺の東屋付近
ササユリとシライトソウです。
24-2輪咲きのササユリ
25-シライトソウの群生
26-事務室の直前にあるトンネル
トンネルの上は車道です。
27~28-アオダイショウ(青大将)
山道の途中で遭遇しましたが、筆者が近づいても逃げませんでした。1mはありそうな長い蛇で、何か獲物を狙っていたのか、一定方向を向いてときどき舌をチョロチョロ出していました。蛇が動かないので、筆者は忍法・飛翔の術を使って通過しました(飛び越えただけです)。
=以上=