第6回フラワータウンカレッジ「きらり輝く素敵なおばちゃんパワー!」開催
フラワータウン住民が講師となり互いに教え学び合う第6回「フラワータウンカレッジ」を7月19日(日)フラワータウン市民センターで開催しました。
今回は「きらり輝く素敵なおばちゃんパワー!」と題し、フラワータウンを温かい優しいまちにしようと活動されている、キュートで元気な女性4人をお迎えして、地域づくりのコツを女性の視点から探ってみました。
当日は100名近い参加者の中、“自分を磨き”“地域を磨く”地域社会のなかで自分の居場所を見つけたパネラーの皆さんの説得力ある、熱い言葉に多くの参加者が共感しました。
○池田さん(フラワータウンカレッジ運営協議会長)あいさつ
今回、フラワータウンで活躍する4名の女性の方に登壇をお願いした。
このパネルディスカッション開催により更に素敵な女性が増えると、フラワータウンは益々、活性化すると考える。
フラワータウンカレッジはフラワータウンに住む人が講師となり、互いに教え学び合い交流の輪を広めて行くもの。
今後とも、開催する上で住民の皆様からの講師の自薦、他薦をお願いしたい。
○高松さん(富士が丘在住)
富士が丘ふれあい活動推進協議会の交流活動の一環としてスタートした「ふれあいサロンようこそ」の代表。
地域コミュニティが希薄化するなか、気軽に挨拶し合える顔見知りの輪を広げたいと思いサロンを立ち上げた。
「自分の用事を優先し無理のない活動」をモットーに、一人でも開催出来るようにと、スタッフのみならず参加者も準備やイベント企画に加わるなどみんなが主役。
励ましの声や感謝の手紙がスタッフの元気の源。
女性は、子どもや学校を通じたネットワークを持っているのが強み。
これからも子どもからお年寄りまで、みんなが集えるサロン運営を続け、多世代交流の輪をもっと広げていきたい。
○木曽さん(富士が丘在住)
20~60代の世代を超えたメンバーで構成する「富士が丘おやじ・おばちゃんバンドWAIGAYA」のボーカル&バンドマスター。
「定年後の第2の人生をどうやって過ごそうか?」と考えていたころ、地域活性化に取り組む市民グループ「富士が丘魅力あるまちづくりサークル」と巡り合ったことがきっかけで、ビートルズ世代の地域密着バンドを結成。
当時、メンバー募集時は不安だったが、ご近所の方や関西学院大学生(結成時)もメンバーに加わりパワフルな演奏を提供している。
ジャズナンバーを中心としたライブを聞きながら、ちょっぴり北新地の雰囲気を楽しんでもらえたら嬉しい。
最近では、弥生が丘からも声をかけてもらうなど、音楽がご縁で人と人、地域と地域のつながりが広がっている。
さらに地域に愛されるバンドをめざしNHKに出演することが目標。
○内藤さん(弥生が丘在住)
弥生が丘で一人住まいの高齢者を対象にコミュニティを深める活動を続けている「シングルライフの会」の代表。
一人暮らしの方が楽しく集える場を提供しようと平成20年に設立。
概ね月一回の活動で、コミュニティセンターでお茶や食事をしたり、時には外出してお花見をしたりなど、よく似た境遇の者同士で親睦を深め、楽しい会話でひと時を過ごす。
現在、会員は18名。
7年目を向かえる活動のコツを伺うと、「会員みんなが支えてくれるから私は何もしてないんです」と。
今後は、会の運営を次の世代に引き継いでいきたい。
○梶本さん(狭間が丘在住)
素敵な出会いと地域に役立つ情報発信基地をめざす「カフェ狭間」の代表。
「みんなが気軽に集える場が欲しい!」という住民の要望から“まちカフェ”をオープン。
日頃から食材の調査や料理の研究に取り組むとともに、歌声喫茶や折り紙教室などのイベント企画を取り入れるなど、「美味しい、楽しい、面白い」をモットーに、他市からも視察に訪れる人気ぶり。
いつも元気いっぱいのリーダのもとスタッフの結束力が活動の秘訣。
この地域は、女性が引っ張り男性はサポートしてくれるので地域づくりが上手くいっていると思う。
カフェに来てくれれば、ネットワークを活かし、さまざまな活動者とのコーディネートもできる。ぜひ利用してほしい。
○青野敬さん(コーディネーター)
前三田市地域支援課フラワータウン担当課長
フラワータウンの地域づくりに関わり、市民活動が活発化してきていると感じている。
その要因のひとつに女性の活躍があるのではと思い、女性活動者の魅力やパワーを探ってみようと本日のカレッジを企画した。
パネラーからの「思いたったらとにかく始めてみる」「自分たちのペースで進める」「スタッフも参加者も一緒に活動する」など、共感できることや新たに気づくことがあったのではないか。
「できることから、できるひとが、できるときに」という言葉があるが、これを正に実践しており、加えて自ら活動を楽しむことが大切。
地域には豊富な知識や能力を持った方がたくさんいらっしゃる。だから、自分の居場所を見つけた我々がちゃんと見つけ出してあげることが必要ではないか。
事例紹介されたカフェや親睦、ライブの場などが、新たな人材の発掘や女性のネットワークを活かした人や地域のつながりの輪へと広がり、次々と新たな活動が芽生えてくるじゃないかと思う。
これからのフラワータウンの地域づくりに期待したい。
今回、初めてまちづくりに関する内容をカレッジに取り入れた。好評であれば第2弾を企画していきたい。
●次回、第7回フラワータウンカレッジは11月に開催する予定です。詳細がまとまりしだい自治会回覧などでお知らせします。