健康寿命の延伸 ~元気で長生きしましょう~
■健康寿命の延伸
厚生労働省が2040年までに健康寿命を男女とも75歳以上となるよう目標設定し推進しています。現在の健康寿命を3年以上延ばすという目標です。(2016年の健康寿命は男性72.14年、女性は74.79年であり、2040年までの具体的な目標では男性75.14年以上、女性77.79年以上となる。)
健康寿命とは、介護や人の助けを借りずに起床、衣類の着脱、食事、入浴など普段の生活の動作が1人ででき、健康的な日常が送れる期間のことをいいます。
■健康長寿の妙薬
健康長寿のためにはいろいろな要素がありますが、中でも筋肉活動(筋活)が重要で、速く歩くことが特に重要です。
そして、早く歩くことは認知症の予防に効果があることがデータで証明されています。
筋肉活動強化は何歳でも効果があります。80歳、90歳でも遅くはありません。
■健康長寿の教材(youtube)
最近、ネット検索したところ、次の新しい動画が見つかりました。両方とも研究者による聞きやすくわかりやすい説明です。
高齢者生活支援ボランティア団体・ささえあいふじの定例会で①の動画を見たところ好評でした。次回定例会で②を見る予定です。
健康長寿に関心をお持ちの方はぜひご覧ください。
①第154回老年学・老年医学公開講座 「今、筋肉が熱い!?~あなたの知らない筋肉の世界~」
*「筋活で延ばす健康寿命 今からでも遅くない筋肉づくり」
*順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 教授 町田修一
*【公式】東京都健康長寿医療センター 2019/10/01 37分54秒
https://www.youtube.com/watch?v=zd2qan7q7yk
②第154回老年学・老年医学公開講座 「今、筋肉が熱い!?~あなたの知らない筋肉の世界~」
*「運動不足解消で認知症予防-日々の生活で気を付けたいことー」
*東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム 研究員 桜井良太
*【公式】東京都健康長寿医療センター 2019/10/01 36分43秒
https://www.youtube.com/watch?v=CMk2VDIg3zY
■歩行について
認知症の予防には日常的に脳味噌を使うことが大切です。
頭を使うには、読書・囲碁将棋・計算する・文字を書くなどいろいろ方法がありますが、歩くこと、特に速く歩くことによって脳の動きが活発になることがわかっています。筆者は知りませんでしたが、歩行は脳を激しく使うようです。
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