兵庫県三田市富士小校区まちづくり推進協議会のみんなでつくるポータルサイト

(富士が丘、上深田、池尻)

2023年 1月 30日 月曜日

高砂神社探訪 ~有名な謡曲の舞台、付録・旧工楽邸~


投稿者:ささえあいふじ

■兵庫県高砂市(たかさごし)の高砂神社

・「高砂やこの浦舟に帆をあげて…」と古くからめでたい謡曲「高砂」(世阿弥作)で有名な高砂神社を訪れました。

・多数の松に囲まれた境内には、本殿をはじめ相生松(あいおいのまつ)や尉姥(じょううば)神社などがあります。

・高砂神社への途中で見かけた「旧工楽邸」にも立ち寄りました。

 

 

★高砂神社HP

高砂神社-[公式ホームページ] (takara-bune.net)

・高砂神社は神功皇后ゆかりの古社です。

 

 

■参考写真(写真をクリックすると拡大表示できます。2023/01/29撮影)

 

【高砂神社】

①表門

 

②神木いぶき

・謡曲「高砂」に登場する阿蘇の神主・友成(ともなり)が都見物の旅の途中に高砂神社に立ち寄った際、持っていた杖を地面につきさしておいたところ、芽を吹いてこの木になったと伝えられています。

★イブキについては次のサイトをご覧ください。

イブキ – 植物図鑑 – エバーグリーン (love-evergreen.com)

 

③高砂神社略記

・末尾は、本居宣長と大国隆正の和歌であるようです。

 

④境内マップ

 

⑤拝殿・本殿

・真ん中が拝殿、右奥に本殿の屋根が見えています。

 

⑥拝殿の内部

 

⑦~⑧三代目相生松保存屋

・上の写真が左半分、下の写真が右半分です。

・石碑の「高砂之松」は「相生松」と同義です。

 

⑨相生松略記

 

⑩五代目相生松

 

⑪歌碑

・権大納言・中山忠平の和歌「むかしより 世にその名も 高砂の 松のみどりの 栄ひさしき」の歌碑です。

・中山忠平は藤原氏の一族で、権勢を誇った藤原道長の曽祖父です。

・歌碑の後は尉姥神社です。

★歌碑の文字が読み取りにくいので、次のサイトを参考にしました。

高砂市高砂町高砂神社 | 兵庫文学碑マップ| ネットミュージアム兵庫文学館 : 兵庫県立美術館 (pref.hyogo.jp)

 

⑫尉姥(じょううば)神社の説明板

 

⑬能舞台

・鏡板に相生松が描かれています。

 

⑭~⑮摂社

・松が茂る境内に多数の摂社が鎮座しています。

 

⑯琴平神社

 

 

 

【旧工楽邸】

・工楽松右衛門(くらく まつえもん)は江戸時代後期に高砂で生まれ、兵庫津で操船法や廻船問屋業務を学びました。

・後に御影屋松右衛門として、兵庫津を中心に蝦夷地から、日本海沿岸、瀬戸内、江戸にかけて廻船問屋を営みました。

・技術者としても優秀で松右衛門帆を発明し、後には各地の港湾建設等で功績をあげて幕府から工楽の姓を賜りました。

・以下の紹介は旧工楽邸の一部です。

 

★工楽松右衛門の詳細は次のサイトをご覧ください。

日本遺産 | 工楽松右衛門旧宅 公式サイト | 兵庫県 (kurakutei.wixsite.com)

 

工楽松右衛門公式サイト開設の趣旨|工楽松右衛門 公式サイト (matsuemon.net)

 

 

⑰旧工楽邸

・高砂神社の近くに位置します。

 

⑱邸内の展示

 

⑲邸内の展示—蝦夷地と松右衛門

 

⑳邸内の展示

 

㉑説明板

・工楽松右衛門の略歴が記載されています。

 

=以上=